目 次
あのドライフラワーは、現在どうなったのか?
シャクヤクの花を伴わない4ヵ月ぶりの新たな「シャクヤク栽培写真観察日記」の2本目は、ドライフラワーのその後である。
今年の春に見事に咲き誇ったたくさんの花をドライフラワーにしたことは詳細に報告済みだが、その後そのドライフラワーにしたシャクヤクがどうなったのか、その最新レポートだ。
実際に僕が初めてチャレンジしたシャクヤクのドライフラワー化に関しては、2本の記事を配信させてもらった。
先ずは、シャクヤク開花便り②(シャクヤク栽培 写真観察日記の⑬)である。
その後の経過を詳細に報告した「ドライフラワー」にして最後の最後までシャクヤクを愛でる!(シャクヤク栽培 写真観察日記:2023年⑳)の2本である。
僕が今年、豪華に咲き誇ってくれたたくさんのシャクヤクの花を初めてドライフラワーにしたのは、4月の下旬から5月の中旬にかけてである。
開花した時期が品種の種類と、南側のいわゆる「シャクヤク畑」と玄関のある北側とで開花時期がずれており、その都度、満開になった大きな花を逆さ吊りにして次から次へとドライフラワーにしていったので、作り始めた時期、つまりドライフラワーが完成した時期にはかなりの時間的な「ずれ」が生じた。
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ドライフラワーの持ち期間は2~3ヵ月のはずだった
一般的にドライフラワーの持ち時間というか朽ち果ててしまうまでの有効期間は、2~3ヵ月と言われており、そのことは僕のシャクヤク日記の⑳でも、以下のように解説している。
ドライフラワーは一般的には2カ月から3カ月程度しか保たないようだが、ドライフラワーを守る専用のスプレーがあって、それを吹き付けると強化されて、ボロボロと崩れることが避けられ、保ちも良くなるらしい。
僕もスプレーで強化した。
どれくらいの期間、保ってくれるのだろうか?
半年だと来年の発芽までは無理だが、何とか8カ月強このまま保ってくれれば(とても無理だろうが)、来年の新しい発芽まで、このままシャクヤクを愛でながら生活できそうだ。
新しい宝物を発見したような実に幸せな気分に浸っている。
2~3ヵ月しか持たないというのを、半年どころか何とか来年の発芽時期の2月まで8ヵ月間も保ってくれないだろうかと切実な思いを吐露している。「とても無理だろうが」と諦めつつも。
本当にこれはどう考えても無理なんだろうと思われるが・・・。
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実際にどうなっているのか
8ヵ月間はともかくとして、半年近く経過した現時点で、あのドライフラワーはどうなっているのか?
つい先日、今のドライフラワーをまとめて撮影した。その写真を公開する。
これを見てもらうのが、一番手っ取り早く、確実だろう。「百聞は一見に如かず」である。
いかがだろうか?
結論的に言うと、撮影した10月7日・10日現在において、全てのドライフラワーがまだまだしっかりと保たれているのである。
上述のとおりドライフラワーが作られた時期は品種によって、1ヵ月近く幅があるのだが、現在の10月の中旬まで、最初に作られたもので約半年近く経過しており、最後の方で作られたものでも5ヵ月は経過している。
概算で言えば、これらのドライフラワーは、いずれも半年近く経過しており、にも拘らず、まだまだドライフラワーとして、朽ち果てることなくちゃんと生き続けているのである。
これには驚きだ。2~3ヵ月しか持たないと言われてドライフラワーがいずれも半年近く、保たれ続けている。
多少色などが劣化しているものもあるが、ほとんどのものが作られた当時とほとんど遜色がない。
期間的には倍以上長く保たれているのである。
これは凄い!
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完成直後のドライフラワーはこうだった(振り返り)
4月の後半から5月前半にかけてドライフラワーにした直後の写真を振り返りとして再登場させ、見てもらおう。
友人にプレゼントしたドライフラワーはどうなった?
僕のブログの熱心な読者で、シャクヤクを気に入ってくれた親しい友人に、ドライフラワーを何本かプレゼントしたことも報告済みだ。その友人の家で飾られていたドライフラワーはどうなったのだろうか?
友人に頼んで、現在の状況を写真に撮って、送ってもらった。
これも見ていただこう。
こちらもまだまだ健在
見ていただいてお分かりのように、友人の家に飾られているものも、我が家と同様に、まだまだしっかりと保たれていることが判明した。
友人曰く「少し色が落ちてきて、ピンク色が薄くなった感じはする。そしていくつかは、端の方が広がってきて、場合によっては花弁が少し落ち始めるかもしれないけれど、今のところはまだ大丈夫。持って2~3ヵ月と聞いていたので驚いている」とのこと。
シャクヤクのドライフラワーは、思いのほか強いことがハッキリした。ドライフラワー化してもう半年も経過しているのに、様々な住環境が異なる2軒の家で、いずれも朽ち果てることなく、しっかりと保たれていることに驚かされている。
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こちらも完成直後はこうだった
友人にプレゼントしたドライフラワーも、完成した直後の姿を見てもらおう。
ビフォー・アフターで見ていただく
現在のドライフラワーの状況を見ていただき、そもそも完成直後はどうだったのか、振り返ってみたが、もっと分かりやすく、端的にビフォーアフターの対比で見ていただく。
アングルと花の向き、室内の照明などピッタリと合っておらず明確なビフォーアフターとならない点は、ご容赦いただきたいが、凡その感じは伝わるのではないだろうか。
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まだ持ちそう。来年の開花まで保ってくれないだろうか!?
というわけで、多少色が落ちてきたりしている点は否めないが、半年経っても完成直後とそれほど遜色がないことは驚くべきことだ。
先のブログ記事㉑で紹介したように、10月に入って地上部分を伐採した後に、早くも来年の開花ののための新しい芽が顔を出している。
例年のタイミングでいうと、シャクヤクの芽は年が明けて2月の中旬ぐらいからあの真っ赤な芽が顔を出す。つまりこれから4カ月も経てば新しい芽があらためて顔を出して、開花に向けて動き出す。
後4カ月でまたスタートする。
何とかそれまで持ってくれないだろうか。
今はそれをひたすら祈っている。