本日のシャクヤクの全容(2月19・日、23・木祝、26・日)

2月の中旬を迎え、まだまだ連日のように厳寒の日々が続いていたが、シャクヤクの方は一足早く春に向かって活動を開始しようとしているようだった。

最初に発芽したラテンドール以外の品種もホンのわずかだが、真っ赤な芽を地表に突き出し始めてきた。

正に大地を割って、真っ赤な尖った新芽が地中から突き出てくる感がある。感動の瞬間だ。

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各株の成長具合

とにかくまだ2月なのである。雪が降る日もある年間を通じて最も寒い時期。

多くの株はまだ真冬と何ら変わらない状態で、発芽の気配が全くないものがほとんど。2月という時期は、シャクヤクの発芽にはまだ早いのである。

そんな中にあって、いくつかの株からは真っ赤な芽が顔を出していることが確認できた。

ラテンドールの他に、今回は新たに2つの株から発芽していることを発見することができた。

そしてラテンドールの新芽は一気に大きく膨らみ始め、芽の数も増えてきた。

1.春の粧

この「春の粧」は既に書いたとおり、僕が3年半前に一番最初に植え付けた記念すべき品種。我が家のシャクヤク第1号である。

他の多くの株よりも1年早く植えられたせいか、全ての株の中でも、一番安定し、完全に我が家の庭に根付いてくれた感がある。

既に写真でも見ていただいたように、去年も5~6個の立派な花を咲かせてくれた。比較的背の低めの小ぶりのシャクヤクで、しかも早い頃から発芽して、どんどん成長していく「わせ」の花のように思われる。

しかも丈夫で育てやすい。放っておいても、勝手に立派な花を咲かせてくれるというイメージが僕の中にはある。

やっぱり去年あれだけ咲いてくれたことが大きい。今年も大いに期待しているのだが、果たしてどうなるだろうか。

ちなみにこの写真から、真っ赤な芽を見つけることができるだろうか?

よ〜く見てもらうと本当に小ちゃな赤い頭がホンのわずかだけ、地面から顔を出している。

シャクヤク「春の粧」の発芽の写真。小ちゃなな赤い芽が一つだけ。
よ〜く地表を見てほしい。本当に小ちゃな芽が一つだけ顔を出している。本当にまだ顔を出したばかりの小さな芽。確認してもらえるだろうか?

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2.滝の粧

「滝の粧」も昨年、立派な花を咲かせてくれた元気な品種である。

これも早稲(わせ)なのであろうか。去年もどんどん成長してくれた記憶がある。

写真を見ると、2つ真っ赤に尖った芽が突き出している様子が分かるだろう。

本当にかわいらしい。どうしてこんなに真っ赤なんだろうと素朴な疑問が湧き上がってくる。

シャクヤク「滝の粧」の発芽写真。二つ真っ赤な芽が顔を出している。
この2つの芽は直ぐに分かるだろう。尖った真っ赤な2つの芽がかわいく並んで顔を出している。
上の写真を拡大したもの。真っ赤な2つの芽が非常に分かりやすい。
上の写真を拡大して見ると、こうなる。二つの真っ赤な芽がかわいい。真っ赤な爪のようだ。

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3.ラテンドール

最初の発芽を発見してから2週間、真っ赤な芽は確実に大きくなってきた。

写真観察日記の1で紹介した2.5に撮影した写真の再掲。比較するために再度掲載。
写真観察日記で紹介した今年最初発芽の写真。2.5に撮影したもの。真っ赤な芽は3つしかない。

                     

真っ赤な芽が随分と大きく膨らんで、地中から迫り出してきた感じが良く分かる。

一つひとつの芽が大きく膨らんで来ただけではなく、発芽した芽の数そのものも増えて来ている。

上の写真を良く見てもらうと7つの芽が出ていることが確認できる。

2週間後の「ラテンドール」の発芽の写真。芽が7つに増えて、しかも大きくなっている。
2.19に撮影。最初に発見してから2週間。芽の数は7個と2倍以上となり、しかも大きく膨らんで来ていることが良く確認できる。
ラテンドールの2週間後の発芽写真②
芽が大きく膨らんでいる様子が分かる。
2.23に撮影。上の写真から更に5日。別角度からズームアップすると、ご覧のとおり。1週間で更に大きく膨らんで来たことが良く分かる。

 

次回に続く。

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