結局は殺されてしまったナワリヌイ

プーチンと闘っていたナワリヌイのことは、世界中の誰だって知っている。日本でも良く知られている。

プーチンによって極寒のシベリアの刑務所に移送され、虐待を受けているとのことで、世界が動向を見守っていたが、ある日突然、急死したとの報が駆け巡り、世界中に衝撃が走った。

誰もが政権によって殺されたに違いないと悲嘆に暮れていたが、先日、間違いなく毒殺だったことを裏付ける証拠が出たとのニュースに接したばかりである。

結局は殺されてしまったナワリヌイ。このやり切れなさと怒りは収まりようがない。この憤怒をどこにぶつけたらいいのだろうか。

そのナワリヌイの活動を収めたドキュメンタリー映画がある。そのタイトルもずばり「ナワリヌイ」。これは大変な話題となったドキュメンタリーだが、実際に観て、深い衝撃を受けた

ドキュメンタリー映画「ナワリヌイ」のブルーレイのジャケット写真
ドキュメンタリー映画「ナワリヌイ」のブルーレイのジャケット写真。

スポンサーリンク

どうしてロシアに戻ったのか?

一旦、毒殺されかかって九死に一生を当て助かったというのに、どうしてわざわざ安心なドイツからロシアの地に戻ったのか?

誰だって、毒殺して葬り去ろうとした敵対人物が奇跡的に助かって、その犯人捜しを行い、今まで以上に反プーチン活動を繰り広げれば、タダで済むわけがないということは想像がつく。

政権サイドからみれば厄介な存在以外のなにものでもないわけだ。

毒殺未遂という暗殺に失敗した側から見れば、「再び葬り去ろう」と思うことは想像に難くない。

「今度こそ確実に仕留めて、絶対に失敗するな」、と新たな厳命がくだされることは誰にだって想像できる。

そんな状況の中、わざわざプーチンが待ち構えているロシアに5ヵ月ぶりに戻ったナワリヌイの真意は、正直言って計りかねる。

「飛んで火に入る夏の虫」とはこのことで、わざわざ殺されに戻ったようなものだ。

本当にどうして、ナワリヌイを抹殺したくてたまらないプーチンが待ち構えている地に戻ってしまったのか?

こう素朴な疑問が頭をもたげるのは、僕だけではないだらう。

しかも、結局、殺されてしまった今、その口惜しさとやり切れなさは如何ともし難いものがある。

こんな理不尽な許し難いことが、21世紀に起きてしまっていいのだろうか?

ナワリヌイの写真
ナワリヌイ。精悍な顔つきだ。
ナワリヌイの写真②
これがアレクセイ・ナワリヌイだ。合掌。

この映画は殺される前のドキュメンタリー 

今回取り上げる映画「ナワリヌイ」も、非常に良く知られた話題作だ。

今年(2024年)のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したことは、記憶に新しい。

ロシアによるウクライナへの侵略戦争が泥沼化の様相を呈するに至っている現在、反プーチンの政治活動を積極的に推し進めるナワリヌイの活動を追いかけたドキュメンタリーのオスカー獲得は、世の注目を集め、一躍話題となった。

この映画の中で描かれるのは、ノビチョクという猛毒の神経剤で一旦殺されかかって、奇跡的に一命を取り留めた後の、ナワリヌイの反撃、自分を殺そうとした毒殺犯の実行役を探し出すナワリヌイと仲間たちの姿である。

これがそんじょそこらのサスペンス映画を軽く上回ってしまうハラハラドキドキに満ち溢れたもので、実に見応えのある滅多にない第一級のドキュメンタリーなのだった。

紹介した映画「ナワリヌイ」のブルーレイのジャケット写真
「ナワリヌイ」のブルーレイのジャケット写真。
紹介した映画「ナワリヌイ」の裏ジャケット写真
映画「ナワリヌイ」の裏ジャケット。かなり豊富な情報が得られる優れものだ。
映画「ナワリヌイ」のチラシ
「ナワリヌイ」のチラシ。9年の禁固刑で投獄中とうたわれているが、この後、シベリアに移送され、殺されてしまった。合掌。

スポンサーリンク

映画の基本情報:「ナワリヌイ」

アメリカ映画 98分  

アメリカ公開 2022年4月11日(2022年1月25日 サンダンス映画祭プレミア上映)   
日本公開   2022年6月17日


監督:ダニエル・ロアー

出演:アレクセイ・ナワリヌイ、ユリア・ナワリヌイ、マリア・ペフチフ、クリスト・グロゼフ、レオニード・ボルコフ 他

音楽:マリウス・デヴリーズ、アンナ・ドルビッチ、マット・ロバートソン

撮影:ニキ・ウォルトル

編集:マヤ・ホーク、ラングドン・ペイジ 

主な受賞歴:2022年サンダンス映画祭 フェイバリット賞・観客賞
第95回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞 

キネマ旬報ベストテン 次年度対象作品

紹介した映画「ナワリヌイ」のブルーレイのディスク本体の写真
ブルーレイのディスク本体。
「ナワリヌイ」のディスク本体とジャケット写真
「ナワリヌイ」のディスク本体とジャケット写真。

スポンサーリンク

 

このドキュメンタリーで描かれるもの

これはあくまでも実際に起きたことを描いていくドキュメンタリー映画なので、いつものような「どんなストーリーなのか」ということはない。

ストーリーはないが、どんな内容が描かれているのか、ということはある。

このドキュメンタリーは、ナワリヌイが2020年8月にシベリア移動中の飛行機に乗った際に、突然、激しく体調を崩し、意識を失って急遽、病院に搬送された直後から始まる。

夫人のユリアの不屈の粘り強い働きかけが実って、何とかドイツの病院に移送され、時のメルケル首相の保護のもと、奇跡的に一命をとりとめた後のナワリヌイの真相究明と反撃を描き出す

ビックリさせられるのは、ナワリヌイの病状が完全に恢復した後、ナワリヌイはチームを結成して、いつ、誰がどのようにして自分にノビチョクという猛毒を盛ったのか、実行犯は誰だったのか?背後で誰が動いていたのか?

それを様々な観点から分析、推測して実行犯を特定していく過程を追いかける。

特にオランダに本拠を置く調査報道機関「べリングキャット」の主任調査員による卓越した真相追求が、驚くほど冷静沈着でありながら、確実に真相に確実に迫っていく姿が何ともスリリングである。

フィクション(普通の一般映画)のサスペンスやスリラー真っ青のハラハラドキドキの連続で、手に汗握る展開となる。

スポンサーリンク

真相が明らかになる瞬間、鳥肌が立つ

そして容疑者のリストを作成し、当局の高官に成りすまして、片っ端から電話をかけていく。何とナワリヌイ本人が直接、実行犯と思しき人物に電話をかけ、「どうしてあれは失敗したんだ!?」と問い詰めていく

疑わしき人物のほとんどは、「何の話しだ。意味が分からない」と一方的に電話を切ってしまうのだが、遂に、ある人物が、電話の主がナワリヌイ本人とは夢にも思わず、真相を語り始めてしまう。

しつこいようだが、これは映画だが、いわゆる映画ではない。ノンフィクション、ドキュメンタリーなのだ。

ナワリヌイと追求チームが、「彼らが実行犯だったのではないか!?」と目を付けた容疑者たちに片っ端から電話をかけていく様子の一部始終を撮影している。

そこである人物が真相を話し始め、実行犯そのもの、つまり犯人が判明した瞬間の衝撃たるや、映画を観ている我々が驚かされるのはもちろんだが、電話をしたナワリヌイ本人と傍らにいて様子を見守る調査員たちが衝撃を受ける姿を目撃して、更に驚かされてしまうという二重の衝撃が待ち受ける

ナワリヌイの隣にいた調査部責任者のマリア・ペヴチクが、相手が真相を語り始めた瞬間、思わず口を押える姿が映し出されるのだが、映画を観ている我々も全く同じ行動を取るか、声を上げてしまう!

そして全身に鳥肌が立つ。

映画「ナワリヌイ」の1シーンから。これが電話作戦で遂に真犯人にたどり着いた瞬間の映像。ナワリヌイの傍らにいる弁護士が驚きを隠しきれずに手で口を押えている。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。これが電話作戦で遂に真犯人にたどり着いた瞬間の映像。ナワリヌイの傍らにいる調査員のマリアが驚きを隠しきれずに手で口を押える衝撃の瞬間。

 

これは本当にすごい。言葉を失い、絶句してしまう瞬間だ。必見の衝撃映像である。

ドキュメンタリーが持つ力に圧倒される

この映画はあくまでもドキュメンタリー。ノンフィクションである。

実在のロシアの反体制政治家のナワリヌイの活動を実際に映したもので、演技して映画を撮っているわけではない。

であるにもかかわらず、このリアルな迫真性と切迫感は一体どういうことなのだろうか?

映像も信じられないくらい美しく、カメラワークといい、編集といい非の打ち所がない。

音楽を使ってジワジワと盛り上げて行くあたりも、心憎いばかりで、ナワリヌイという実在の政治家が主演を務めるサスペンス映画か?と錯覚してしまうほどだ。

そのくらい実に良くできている驚嘆すべきドキュメンタリー映画である。

スポンサーリンク

ドキュメンタリーはここまでできる

実は、ごく最近になって、驚嘆すべきナワリヌイ直筆の本が全世界で緊急出版された。「パトリオット」だ。

現在、僕も夢中になって読んでいる真っ最中なのだが、この「パトリオット」というナワリヌイ本人が書いたものすごい本の中に、ドキュメンタリー映画を撮っている記述が何度も出てくる。

ナワリヌイの著書「パトリオット」の表紙の写真
これが緊急出版されたナワリヌイの著書「パトリオット」の表紙。600ページ近くあるかなり分厚い本だ。

 

撮影をしている真っ最中の監督に、ここは撮らない約束だっただろ?なんていう会話が出てくる。

その本を読んだ後で、映画を観ると、そうかこのところのことを言っているんだな、とハッとさせられるシーンが続々と出てきて、興奮が収まらなくなる。

そういう意味では、ドキュメンタリー映画「ナワリヌイ」とナワリヌイが書いた「パトリオット」は同時に味わうべきものである。ドキュメンタリー映画を観て、本を読み、本を読んでからかた映画を観る。そんな付き合い方が最適だ。

いずれにしても、このドキュメンタリーには驚嘆するしかない。これが本当にノンフィクションのドキュメンタリーなのだろうかと、従来までのノンフィクションやドキュメンタリーに対する勝手な思い込みと認識の一新を迫られてしまうことになる。

ドキュメンタリー映画はここまでの表現ができるのか、と打ちのめされる。

映画「ナワリヌイ」の1シーンから。カメラに向かってナワリヌイが語りかける。この構図は頻繁に表れる。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。カメラに向かってナワリヌイが語りかける。この構図は頻繁に表れる。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。カメラに向かってナワリヌイが語りかける。この構図は頻繁に表れる。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。カメラに向かって語りかけるナワリヌイ。この構図は映画全体を通じて何度も表れる。

スポンサーリンク

 

どんな経緯で作られたのか

この迫真性の高いドキュメンタリー映画が一体どういう経緯で作られたのかということは、この映画を観た人が一様に感じる素朴な疑問点だと思う。

あのノビチョクによる暗殺未遂事件の直後から撮られているなんて、あまりにもタイムリーだし、撮るタイミングを狙っていたんじゃないか。

もしかしたら、これは全て「やらせ」ではないのか?

そう思われても不思議のないくらいに、あまりにも絶妙なタイミングで撮られているのである。

監督ダニエル・ロアーとの運命的出会い

カナダの若手ドキュメンタリー映画の作り手であるダニエル・ロアーがいなければこの映画は誕生しなかった。このロアーの力量が傑出している。すごい監督だと絶賛したい。

ブルーレイに収められた得点映像の中でも明らかにされるのだが、ダニエル・ロアーは当時、この映画の中で真相を暴く張本人である「べリングキャット」のクリスト・グラゼフとウクライナで全く別の話しを共同製作していたが、うまくいかず次の題材を考えていた。

その時にグラゼフから「ナワリヌイ毒殺未遂の犯人の手がかりをつかんだ」と聞いて、またとないチャンスだと判断し、ナワリヌイと直接交渉して映画化が実現したという。

この出会いが、感動の衝撃的ドキュメンタリーの誕生となった。

スポンサーリンク

手に汗握るサスペンス

本当に驚嘆すべきドキュメンタリーである。「真実は小説よりも奇なり」とはバイロンの言葉だが、それを実証するのにこれ以上の映画はない。

実際に起きたことを映像に収めているだけなのに、この手に汗握るサスペンスが全編を貫くのは、このナワリヌイの周辺で起きた一連のできごとがいかに不可解なことであり、国家機関による民間人の神経剤による殺害未遂がいかに前代未聞の出来事だったかを物語る。

その後に元気となった被害者が真相究明に乗り出し、見事に実行犯を突き止めていく。その恐怖と衝撃に満ちた極上のサスペンスは、それが現実に起きたものだけに身を乗り出して映像を見つめることになってしまう。

それをこのまでのハラハラドキドキの映像にまとめる力量に、ちょっと信じ難い衝撃を受ける。めまいが起きてしまう。

そして、暗殺未遂から5ヵ月ぶりにナワリヌイは政敵が待ち受けるロシアの地に、舞い戻り、案の定、直ぐに逮捕されてしまう。

我々観客は、ナワリヌイはあの空港での逮捕後、一度も釈放されることなく、シベリアに移送後、殺害されることを知っている。

「真実は小説よりも奇なり」。こんな理不尽なことが許されるのだろうか。あまりのことに、言葉を失ってしまうのである。

映画「ナワリヌイ」の1シーンから。妻のユリアである。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。中央の女性が妻のユリアである。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。支持者との写真撮影に応じるナワリヌイの姿。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。事件の3年前、支持者との写真撮影に応じるナワリヌイの姿。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。ロシアに戻る飛行機の中で出迎える報道陣の姿。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。時間から5ヵ月ぶりにロシアに戻る飛行機の中で出迎える報道陣の姿。

一瞬も目を離せない

映像も編集も第一級のものであり、冒頭から最終シーンまで、一瞬も目を離せなくなる。こんなインパクトの強い興奮を抑えられなくなるドキュメンタリー映画は初めて観た。

アメリカが製作しているだけに反ロシアのプロパガンダだと批判する声もあり、もちろんロシアでは受け入れられていないが、これが紛れもない真相だ。

映画「ナワリヌイ」の1シーンから。支持者からの写真撮影に応じる姿。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。これも時間の3年前、支持者からの写真撮影に応じる姿。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。映画の終盤、ロシアの空港で逮捕されたナワリヌイが妻のユリアに送った印象的なポーズ。手でハートを作っている。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。映画の終盤、ロシアの空港で逮捕されたナワリヌイが妻のユリアに送った印象的なポーズ。もちろんハートを示している!
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。支持者とロシア国民に「行動し続けるんだ」と訴えかける。
映画「ナワリヌイ」の1シーンから。支持者とロシア国民に訴えかける。「行動し続けるんだ」。僕が書いている言葉は、これとは違う。

この映画はナワリヌイの遺言だ

このドキュメンタリーの中では、ナワリヌイは最後まで生きている。2021年1月、ロシアに戻ったナワリヌイが空港に降り立った直後に逮捕されて映画は終了となる。

ところが映画を観ている我々は、結局、逮捕されたナワリヌイは釈放されることなくタ、最終的にはシベリヤの地で、殺害されてしまったことを知っている

映画の最後の最後に、監督が「もし逮捕され投獄されるか、殺されるとしたら、ロシアの人々にどんなメッセージを?」といかにも意味深の質問を投げかける。

そこでナワリヌイが「仮に僕が殺された場合のメッセージはー」として語った言葉は、正真正銘のナワリヌイの遺言になった。

そのひときわ感動を呼ぶ言葉は、映画を観て、実際にナワリヌイの口から直接聞いてほしい。

よくぞ、こんな映画を作ってくれたものである。

スポンサーリンク

貴重な得点映像が必見

このブルーレイには貴重な得点映像が付いている。『ナワリヌイ』Q&Aというタイトルの関係者による座談会みたいなものだ。

監督のダニエル・ロアーを筆頭にナワリヌイの側近である汚職撲滅基金の調査部責任者のマリア・ベヴチク真相を解明した「べリングキャット」の主任調査員のクリスト・グロゼフによる座談が繰り広げられる。

この20分間の座談が本当に貴重なものだ。ドキュメンタリーのドキュメンタリーというべきか。どうやってこの迫真のドキュメンタリーが撮られたのか、その経緯を始め、真相が語られていく。

ドキュメンタリー撮影の裏側に迫り、これによって更に事の真実が明らかになる。

そしてあんな状況の中で、敢えてロシアに帰ったナワリヌイの真意を探っていく。

この座談の直前にナワリヌイの刑期が9年に延長された。それを受けて、彼はここから出られるのかと議論するシーンが出てくるが、後の真実を知っている我々は胸が苦しくなり、絶望的な気分にさせられる。辛い。

いずれにしても、これは必見映像だ。

スポンサーリンク

 

生きていてほしかった

とにかくこの一言しかない。ナワリヌイには最後まで生きていてほしかった。最後まで、プーチンとの闘いを続けてほしかった。

ここで殺されてしまっては、あまりにも口惜し過ぎる。憤怒が収まらない。

こんな理不尽なことが現実に起きてしまっていいのだろうか?「善は滅び、悪は栄える」こういうことを認めなければならないことは辛過ぎる。とにかく理不尽な暴力によって反対勢力を潰してしまおうとする在り方だけはどうしても許容できない。

ナワリヌイはプーチン政権によって、投獄を繰り返され、2度も殺された。最後には本当に殺されてしまった

嘆きは深まるばかりだが、現に殺されてしまった以上、我々はいつまでも嘆いているだけではなく、次に向けて歩き出さなければならない。そう。我々には、あのナワリヌイの遺言がある。

この映画の中で最後に語られる、例のナワリヌイの遺言に真摯に耳を傾けたい。

 

☟ 興味を持たれた方は、どうかこちらからご購入ください。

3,954円(税込)。送料無料。 ブルーレイ。

 


ナワリヌイ【Blu-ray】 [ アレクセイ・ナワリヌイ ]

 

 

 

おすすめの記事