目 次
やっぱり咲いていた!
先週からのサザンカのレポートの続報だ。待望の土曜日がやってきた!
やっぱり咲いていた!思っていたよりもたくさん咲いていて、一昨日(11.21)の終日に及んだ強い雨の影響もあったか、既に花弁が散っていたり、痛んでいるものまである。
数多い蕾の全体の中では、まだまだ咲き始めたばかりで、満開はこれから迎える。
だが、1週間前のあの頭の部分だけが赤みを増してきていたまん丸の蕾しか知らなかった身としては、いきなりこんな開花状況を目にして、やっぱり驚嘆してしまった。
パッといきなりこんな光景を目の前に見せられると、「あっ!!」と思わず声を上げてしまう。
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サザンカの開花の様子
先ずは見ていただこう。「旭の海」と思われる大輪のサザンカが一挙に咲き始めた。本日は11月23日の土曜日。先週の日曜日・17日以来の風景だ。
かなり咲いているが、最初に咲き始めたのはいつなのか分からない。2~3日前から咲いていたのは間違いないだろう。
思っていたよりも咲いていてビックリしてしまった。
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隣家側(南側)に回ってみるとこのとおり
我が家の方から眺めたサザンカを見てもらった。これが普通に庭に咲くサザンカの姿がこれである。
但し、この光景は我が家の南端に生垣として植栽してあるサザンカを我が家から見ている姿である。
実は我が家からは見ることができない反対側が、サザンカからすると一番南側であって、太陽の方角である南側に向かって咲く花はこちらからは見れないことになる。
つまりサザンカにとって一番環境に恵まれているのは、反対側、我が家からは見えない側にある。
その反対側にはアパートが建っていて、アパートとしては玄関とは反対の裏側になる。我が家と隣のアパートの間にはスペースは取られているが、通路でもなく、基本的に人は通らない。燐家との相隣関係に基づくただのスペースがあるだけだ。
思い切ってそっちに回ってみた。
もうビックリだった!
しっかり咲いていてビックリ!
何とまあ、しっかりと咲いていた!驚きの光景。
全く違う景色が広がっていて、本当にビックリしてしまった。
スゴイ咲きっぷりだった!
もうかなり咲いていた。ピンクの大きな花が実にたくさん咲いていて、よく見るともう既に花弁が痛んでいたり、中には散っているものまであった。
思い起こすと、おととい20日の火曜日から21日の水曜日にかけては終日雨が降っていた。これで咲いた直後の大輪が痛んでしまった可能性が高い。雨は2日間に渡って降り続き、かなり風雨が強まった時間帯もあった。
だから、咲き始めた直後だというのに、既に散り始めたり、痛んでいたり。少し残念だったが、先ずはこの開花ぶりを堪能してほしい。
実に大きな花だ。花弁は一重。だから花弁はかなり華奢で弱々しい感じもある。いかにもサザンカの風情と井いうべきだろうか。その大きく広がったピンクの花弁の中央に力強い黄色の雄しべが、ひときわ印象的だ。
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このサザンカの花のインパクトは
このピンクの花弁と黄色の雄しべとの対比が、強いインパクトに満ちている。
この「旭の海」がどうかは分からないが大輪を咲かせる品種のもう一つの特徴は、その葉っぱにもある。サザンカの葉の色はもちろん他の多くの樹(木)と同様に、緑色なのだが、非常に濃く深い色をしている。
葉っぱそのものも他の品種と比べると厚みもあるのか、とにかくしっかりとした頑丈そうな葉っぱが濃くて深い緑色で、この葉っぱの存在感も相当なものだ。
この濃くて深い強烈ささえ感じさせる緑の力強い葉っぱを背景に、大きな赤みを帯びたピンク色の花弁とその中央にしっかりと目立つ黄色の雄しべが浮かび上がるように咲き誇り、見る者の視界に飛び込んでくる。
この品種は、「濃い緑」と「濃いピンク」と中央に陣取る「目立つ黄色」という3つの非常にインパクトの強い強烈な色が特徴なのである。
「緑とピンクと黄色」。この3つの色の織りなすコントラストが目を釘付けにする。
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別の品種も1輪だけ咲いた
何故か、別の品種の花が1輪だけ咲いていて驚かされた。そんな気配は先週も全く感じていなかったのだが、わずか1輪だけでしっかりと自己主張していて、ビックリ。あっぱれだ。
この木には、この突然咲いた1輪以外には、蕾は全く付いておらず、不思議な現象が起きたものだ。
この花は小振りではあるが、花弁の数も多く、僕はかなり気に入っている。他に蕾がないことが残念だ。
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この後でいよいよ満開を迎える
現時点ではまだまだ先始めである。これから更にドンドン咲いてくる。前回紹介した二つの蕾が隣り合っているケースの開花もまだ先だ。
片方が咲いているケースはあるが、隣接する蕾が同時に開花する姿は、現時点ではまだ確認できない。全て咲いてくると相当、賑やかなことになりそうだ。大きな真っ赤な蝶の誕生を待ちたい。
もう直ぐそうなる。楽しみだ。