目 次
更にあれから1週間経過した
2回目の開花レポートから更に1週間が経過した。サザンカの開花状況を確認する待望の週末がやってきた。今週末も好天に恵まれて、サザンカの開花ぶりを楽しむには絶好の日和だった。
本日(2024.11.30)土曜日。11月の最終日だが、庭のサザンカが相当の賑わいとなっている。
3週連続の週末サザンカ開花レポートの始まりだ。
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「旭の海」はほぼ満開に至る
今、正に満開を迎えようとしているサザンカについて。
品種の名称は全く掌握していないが、ネット上の色々な写真などから「旭の海」という品種ではないかと勝手に思っているだけで、確証は全くない。
とにかく大輪のゴージャスなサザンカで、非常にインパクトの強い品種。その花はサザンカとして最も大きな花に属するであろう例を見ない大きな花を咲かせるが、前回レポートで詳しく触れたように一重咲きで真横に大きく広げる大輪だが、その花弁は非常に薄くて華奢。まるでティッシュのような柔らかさで直ぐに傷ついてしまう繊細な花びらである。
その「旭の海」がほぼ満開となった。そうなると2週間以上前に咲いていた花は早くも散り始めるので、見た目には美しさと汚さの双方を同時に見せつけられる、かなり微妙な様相を帯びてくる。
日持ちが良くない一方で、花の数は大量に咲くこのサザンカという花の弱点である。
「旭の海」はそんな典型だ。次々と新しい蕾が開花する一方で、最初に咲いた花が萎れ、枯れ始める。
「萎れて枯れ始める」のと「これから新しく開花する」のとが、同時進行で進んでいく。サザンカが大量に蕾を付けると、そういうあまり歓迎できない「ちょっと汚い」現象が起きてしまう。
今週の我が家の「旭の海」はほぼ満開状態なのだが、最初の花は既に枯れ始めているので、正にそんな状況が起きていて、女房から「うちのサザンカは咲き方が汚い」などと酷い言われ方をされてしまうのである。
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隣同士の蕾が同時に咲く姿は見られず
ずっと楽しみにしていた隣同士で向き合って付いた蕾が同時に咲いて、2匹のアゲハ蝶が羽根を広げて止まっているような姿は、今週も見ることができなかった。
向かい合って隣同士に付いている2つの蕾も、成長は同じテンポで進みながらも、全く同じタイミングで開会することは稀なようで、どうしても時間差ができる。
そうすると遅れて咲き始めた方が咲く頃には、先に咲いていた花は枯れ始める、そんなことになってしまうのである。
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それにしても豪華に咲いてくれたものだ
それにしても今年は、豪華に咲いてくれたものだ。
僕の記憶の中では、ここまでたくさんの花を咲かせてくれたことは過去になかったと思う。
しかもこの「旭の海」、同じ品種の木が我が家のサザンカの生垣全15本の中に4本あるのに、この向かって左端の木にだけ数え切れない程の蕾を付けて、しかもいの一番に咲き始めたのである。
中々壮観なものだ。
僕は、昔から木全体が赤くなって見える程のたくさんの赤い花を付けたサザンカの姿に、見惚れることがしばしばあった。周囲を圧倒するサザンカの狂い咲き。あまりにも花の数が多過ぎて、木全体が真っ赤に見えるような咲きっぷり。
それは僕の憧れでもあった。
さすがに我が家のサザンカはそんなことはなかったのだが、この一番左端にある「旭の海」は、今年、それに近い線まで行っていると言ってもいいのではないかと思う。
写真を見ていただこう。
木全体が真っ赤に見えるというよりも、この「旭の海」の大輪は赤というよりもピンク。紫に近いピンク色なので、少なくとも木の上方部分は、ピンク(紫色)に染まって見える勢いだ。
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他の木にも蕾がたくさん現れ始めた
ここにきて、他の木にもたくさんの蕾が付いていることが確認できるようになった。昨年まではあまり咲いてくれなかったサザンカだったのに、どうして今年はこんなに咲くのか不思議でならない。
今年は非常なまでに暑い夏だった。その異常な暑さがかなり早い時期からつい先日まで続いており、猛暑が非常に長かったということが影響しているのだろうか?
いずれにしても一番端の「旭の海」だけではなく、我が家のサザンカの多くの木にたくさんの蕾が付いていて、日毎にその蕾が膨らんで来ている。
その中からいくつか写真で見てもらおう。
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12月には全てのサザンカが満開を迎えそう
最初に豪快に咲き始めた「旭の海」の左端の一本に続いて、12月に入れば、他の「旭の海」の残り3本の木と、他の品種も一斉に開花を迎えそうである。
他の14本の木がほぼ同じタイミングで一斉に開花を迎えると一体全体どうなるんだろう?
これは楽しみだ。
我が家のサザンカがこんなに咲き誇ることは未だかつてなかったことだ。
今年、どんな理由でこんな嬉しいことになったのか、その真相は良く分からないが、我が家史上最高のサザンカの競演をしっかりと記録し、レポートさせてもらおうと思っている。
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