熱々たけちゃんです。
僕はGoogle AdSenseに合格し、初めて広告を貼ってからわずか5日後にアカウントの強制的一時停止のペナルティを受け、その30日間に及ぶ長いペナルティ期間が終了し、これからまた広告の表示が許されますよとメールを受け取った直後、5時間後に再び広告制限のメールを受けるという前代未聞の経験をしたので、その時の経緯と傾向と対策を、後に続くGoogle AdSense合格者に反面教師としていただきたく、簡潔にまとめたので、参考にしてほしい。

詳しくは2本の記事にまとめてある。2本合わせて2万字を超える詳細レポートとなっており、詳しい状況とこの間の波乱万丈を知りたい方は是非ともこちらも併せてお読みいただきたい。
前編:「Google AdSense合格直後、広告貼ってわずか5日後に強制的アカウント停止処分に
後編:「Google AdSenseアカウント停止が解除された直後に再び広告制限。そこからどうやって復活したか?

AdSense合格直後、広告貼って5日後に強制的アカウント停止処分に

先ずは事の発端から。これは僕自身の大失敗から始まった。

僕は念願かなってGoogle AdSenseに合格した後、約1週間後に広告を貼り始めた。ところがわずか5日後にGoogleから広告制限を受け、更に引き続きAdSenseのアカウントの強制的一時停止という重いペナルティを受けてしまった。

家族や友人にクリックを依頼することも「自己クリック」

このことは認識しておらず、軽い気持ちで少しクリックをお願いしてしまった。これで報酬を得ようなどという考えでは決してなく、仕組みを確認したいだけだったのだが、全てはこの軽はずみが事の発端。これが丸々2カ月間にも及ぶ苦しみの原因だった。

自己クリックが厳禁されていることは、Google AdSenseに合格した人なら誰でも知っている自明の理。だが「自己クリック」はもっと広い概念なのだ。ブログ運営者自身が自らクリックするだけではなく、家族や親しい友人に軽い気持ちでクリックを依頼することも含まれる。

広告を貼って5日後、先ず最初に警告として「広告制限をした」とのメールが届いた。その時の理由は「無効なトラフィック」とされていたが、更に2日後にアカウントの強制的一時停止となった時の理由は、ズバリ「自己クリック」と書かれていた。

すなわち、Googleの考えでは

家族・友人によるクリック=無効なトラフィック⇒「自己クリック」

絶対にやってはダメ。僕の場合は僕の軽い依頼を受けた家族と友人達が実際に何回クリックをしてくれたのかは把握していないが、ホンの数日でイエローカードの広告制限、更にレッドカードのアカウントの強制的一時停止となった。

僕にはGoogle AdSenseを騙して不正に報酬を得ようとか、バレっこないから大丈夫などという悪意は全くなかったのだが、とにかく良くないこと、ポリシー違反は必ず見つかる、必ずバレると肝に銘ずるべきだ。僕は高い代償を払って身をもって痛感させられた。

絶対にやってはいけないこと。👉 家族にクリックを頼まない。友人にもクリックを頼まない。

スポンサーリンク

アカウントの強制的一時停止を受けた際の、前後の動きと傾向

先ず、その前段階のイエローカードとしての「広告制限」通知を受ける時の傾向

先に広告そのものが消える。その後でメールが届く。

①全てはある日突然、広告が消えてしまうことから始まる。

②Gメールは中々来ない。ほぼ12時間後に漸くGメールで通知が届く。

③Gメールが届くまでは、Google AdSenseの僕のアカウントでポリシー違反を検索しても、「問題は検出されませんでした」と回答される。これで安心して、広告が消えたのは何かの手違いで、そのうちまた表示されるだろうと期待してもダメ。あくまでもペナルティとして広告が消されてしまったと覚悟を決めなければならない、何らかの心当たりがある人は。

Google AdSenseは決して甘くない。この点を肝に銘じなければならない。

アカウントの停止直前に、アメリカでブログ記事が全て閲覧された!?

僕の場合にはそうだった。同様の経験を報告している方が他にも2人おり、僕は間違いないと思うが、真相は不明。

これがアカウントの強制的一時停止を知らせる通知。停止理由に注目してほしい。
通知の2ページ目。明確に停止理由が書かれている。もちろん僕は自分でクリックなんかは全くしていなかったのだ。

アカウントの強制的一時停止期間をどう過ごすか

30日間のペナルティ期間は厳密だ。短縮されることもなければ、延長されることもない。

但し、この日付はアメリカ時間なので、日本時間で解除日が来てもまだダメな点にご注意。そこから更に2日近く待たされることになる。最初からそのつもりでいないとダメージが大きい。

意外と何でもできる。新しい記事に広告コードを貼っても問題なし

①元々広告を貼った記事から、ペナルティを受けたとしてその広告コードを削除する必要はない。放置しておけばいい。

②この間にブログを更新できることは当然だ。

③その更新した記事に広告コードを貼ることも問題ない。「スポンサーリンク」と表示された空白部分が出現し、見た目は良くないが、僕はこれをお勧めする。ペナルティ期間が過ぎて停止が解除され、広告が許されるようになると、その新しく公開した記事にもちゃんと広告が表示され、僕はこれがたまらなく嬉しかった。

④この間に来るべき日に備えて、いい記事をたくさん書くことが一番いい。不安でたまらず、辛い日々となるが、じっくりと自分と向き合い、いい記事を書く。ブログをもっといいものにする。それが一番望ましい姿で、持て余す時間を使うためにも有効。精神の平穏にも貢献してくれるだろう。

スポンサーリンク

アカウントの停止が解除されてからの傾向と注意事項

ここからが特に重要だ。こんな経験をしたブロガーは、僕以外にはほとんどいないはずだ。

停止解除通知の後も広告は直ぐには戻って来ない

僕の場合には24時間後。正確には18時間後だった。これがいかにも長く、辛いものになる。簡単には許してもらえない。但し、この僕の例はあまり参考にはならないかもしれない。とんでもないことが起きたからだ。

待ちに待った停止解除の通知。この5時間後に再び広告制限通知。奈落の底に突き落とされた。

停止解除通知を受けた5時間後に再び「広告制限」通知を受けた!

僕自身が実際に体験した事実。昼の12時半に漸くアカウントの強制的一時停止を解除する旨の待望のGメールを取得したのも束の間、5時間後の夕方5時半に再び「広告制限をする」旨のGメールが届いて、衝撃を受ける。

この5時間の間に僕がやったことは、過去の自分が書いた記事の中で、どの記事に広告を貼ったかを調べただけ。ブログ運営者が自分の書いた記事を調べることが許されないわけがない。しかもその段階で広告は全く表示されていなかったのだから、本当に不可解極まりない。

広告制限の適用日がアカウント停止以前の日付になっていて、仰天

これには本当に驚かされた。明らかな一事不再理違反だと思われるが。

これが停止解除通知の5時間後に届いた再び広告制限をする旨の通知。「適用日」を良く見てほしい。

Google AdSenseには窓口がなく、質問は一切できない

これにはほとほと弱り果てた。どう考えてもGoogle AdSenseの間違い、事務的なミスだと思われたが、質問、照会、問い合わせをすることは一切できないので、本当に要注意。ひたすら頭を抱え込むことになる。

広告制限されながら、実際には広告が表示される矛盾

この一連の混乱した対応に翻弄され続ける。広告制限しているとの通知があるにも拘わらず、翌朝には広告は戻ってきていた。それが停止解除通知の18時間後だったというわけだ。5時間後の広告制限通知がなければもっと早く広告が戻ったかどうかは不明。

いずれにしても広告制限通知がありながらも、実際にはほとんどの広告が翌日には戻ってきたので、やはりあの制限通知は事務的なミス、間違いだったと確信した。それなら広告制限通知を早く消去してほしいと願ったが、これは消えなかった。

5日後に、広告が再び全部消えてしまった!

Google AdSenseの事務的なミスや間違いではなく、あくまでも僕のブログに不正があるとして広告制限がなされていることが明確になった。こうして奈落の底に突き落とされた。理解不能。理不尽の極み。ひたすら翻弄され続け、自暴自棄となる。

1週間後、全ての広告が表示されるように!

突然、広告が戻り始める。だが、広告制限通知はそのまま表示され続けた。もうわけが分からない。

更に1週間後、遂に広告制限通知が消える!!

8月31日のこと。その日は突然やって来た。広告制限通知が消え、全ての記事で、広告が100%表示されるようになった。

これにて最終決着。波乱万丈の2カ月が終了した瞬間だった。

スポンサーリンク

こんな悲惨な目に遭わないためには、どうしたらいいか?

広告制限、更に進んでアカウントの強制的一時停止は、一度受けると悲惨。最悪の30日間を強いられる。それを回避するためにはどうしたらいいのか?

答えは非常にシンプル。単純明快だ。Google AdSenseが定めたポリシー違反を起こさない。それに尽きるブログ運営者がポリシー違反を犯していなければ、広告が制限されたり、ましてやアカウントが強制的に停止されることは決してない。これは断言できる。

要はAdSenseのプログラムポリシーをしっかり読んで理解し、決してルールを破らない。それしかないし、それさえやっておけば何も心配は要らない。その際、注意したいのは、決して自分の都合の良いように勝手に解釈しないこと。この点は本当に要注意。

「自己クリック」が厳禁だと知っていても、家族や親しい友人に依頼することも自己クリックであることを知る必要がある。自己クリックに関しては、どんな言い訳、弁明も通用しない。特に AdSenseに合格して初めて広告を貼った直後が一番危ない。正に僕自身がそうだった。非常に高い授業料につくことになるので、くれぐれもご注意を。

実際にアカウントの強制的一時停止を受けてしまったら、どうしたらいいか?

起きたことは仕方がない。一喜一憂することなく、やるべきことを淡々かつ粛々とやるしかない。

1.ブログ運営者に不正等がなければこんな処分を受けることは決してないのだから、とにかくアカウントの強制停止を招いた自らの原因・不正を顧みて、二度と行わないという固い決意が必要だ。周囲に関係者がいるのなら事情を説明して理解を得るなどの対策を講じること。

2.アカウントの停止期間は、もう腹を括って、自分のブログの内容の向上に努める。過去の記事のブラッシュアップや見直しはもちろん、新しい記事を遠慮なくドンドン更新するなどブログの向上のために邁進すること。

3.更新した記事に広告コードを貼り付けることは全く問題がない。むしろそうすることをお勧めする。

4.待ちに待った停止解除の通知が届いた直後に、再び広告制限が出される可能性があることも覚悟しておく。
一事不再理の原則はGoogleにはないもの思った方がいい。質問、照会、あるいは抗弁の類は一切できないので、もう腹を括って開き直ることが必要だ。
 決して一喜一憂しないこと。そうしないと神経をやられてしまう可能性すらある。

5.再び広告制限されながら、一方で広告がちゃんと表示される矛盾した対応もあり得る。不可解で理不尽な対応が色々と発生することも念頭に置くべきだ。ここでもポイントはその不可解な対応に翻弄されることなく、決して一喜一憂しないこと。マズい点をちゃんと解消しておけば、永久無効になることもない。耐えて時の経過を待つしかない

スポンサーリンク

ちゃんと改めれば、いつか必ず救われる。それを信じよう!

Google AdSenseの対応が二転三転し、僕も本当に振り回されたが、今となっては、Googleの対応にも少し理解ができるようになってきた。終わり良ければ総て良し、などとは言いたくないが、ちゃんと正しい対応をしていれば必ずや救われる日が来る。Google AdSenseも分かって救済してくれる。それを信じるしかない。

僕のブログの直近の状況は

8.31に広告制限通知が突然消えて、記事に貼り付けた全ての広告が戻ってきてから、本日(9.12)まで約2週間。今でもずっと問題なく広告は貼り続けられ、広告制限通知もなく、アカウントのポリシーセンターで調べても「問題は検出されませんでした」と表示される。この2週間経過が嬉しい。従来までは5日、又は1週間で状況が一変することが繰り返されたから。

アカウント停止で苦しむブログ運営者が1日も早く救済されることを切に望みます。

スポンサーリンク

おすすめの記事