期待の別の品種が遂に開花した
11月30日(土)時点で、蕾がほころび始めた開花目前の写真を紹介した、「旭の海」とは別の品種のサザンカが、翌日の12月1日の日曜日に、可憐な花を咲かせてくれた。
連日のサザンカ開花レポートでさすがにどうかと恐縮してしまうが、これはどうしてもリアルタイムで見ていただきたいと、写真を中心に見ていただくこととしたい。
小ぶりな花である。大輪に対して小輪と呼ぶのだろうか、正に小さくて可憐な花だ。
だが、小さいとは言っても、こちらは八重咲きなので、かなり美しく、あの「旭の海」の大輪よりも、きわ立った美しさを放っているように思われる。
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多分「乙女」という品種だろう
何度も書いたが、我が家の生垣として植栽している全17本のサザンカ、品種の数は大きく4種類。今回、唯一だと思い込んでいた白い花のサザンカが枯れてしまったと思っていたところ、1本だけ残っていたようで、その1本しかない品種を含めると4種類の品種があることになる。
その中で、最も端正で美しいと思っていた花が、咲いてくれたのだ。
品種の名前は分からないが、ネット等でサザンカの種類を調べてみると、どうやら「乙女」という品種ではないかと確信を持った次第。
実はちゃんと咲いたものはこの日時点で1輪のみ。咲きかけているものが2つある。一昨日の土曜日の段階では、開花を目前に控えた蕾を3つ確認したところだった。
その3つの蕾のうち、真ん中にある1輪が日曜日に綺麗に咲いてくれた。他の2輪も咲き始めており、今日あたりはしっかりと咲いていることだろう。暗がりの中で確認のしようもない。
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「乙女」の凛とした美しさ!
写真を見てもらおう。
どうだろう?この美しさは。
「旭の海」とは全く別の花。同じサザンカと言ってもここまで花の形状も大きさも違うのか、とビックリしてしまう。
花そのものの大きさは、かなり小ぶり。小輪。だが、一方で花弁の数は多く、重なり合っている。いわゆる八重咲きである。
「旭の海」の花弁のようなティッシュを思わせる薄くて繊細な感じは全くない。むしろ力強く、そう簡単には萎れて来ない凛とした強さを感じる。
この「乙女」と思われる品種は、実は今回が開花の最初ではなく、既に一度は写真を公開しており、それと同じ品種と思われる。
これだ。
上記2枚の写真は、既に公開済みだが、今回の花とは別の木に咲いたもので、この品種の木も全体で3本あり、それぞれの木にホンの数輪しか蕾を付けていないのである。
いずれにしても、僕は小さいながらも均整の採れたこの花が大好きである。
小さくて可憐ながらも、強靭ささえ感じさせる存在感の強い花である。均整の取れた美しさに見惚れるばかり。
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均整の取れた完璧な造形にうっとり
それにしても美しい。その均整が取れた完璧な造形に、僕はすっかり心を奪われてしまう。どうしてここまで均整な姿で、咲くことができるのだろうか?
花の脅威。サザンカの脅威。植物の脅威。
この姿に心底うっとりとさせられる。どれだけ見ていても、全く見飽きることがない。本当に美しくて、魅力的だ。
強さを感じさせ、存在感があるとは言ったが、その一方で、基本的には非常に控えめで奥ゆかしいのである。そして清潔感が傑出しているところも最高だ。
ところが、この「乙女」がホンの少ししか蕾を付けていない。残念なことだ。
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他の品種も咲き始めている
他の木の蕾も日増しに膨らんで来ている。もうすぐ一斉に咲き誇ることになりそうだ。
また開花した暁には、そちらの写真もしっかり見ていただきたいと思う。
本日から12月に入った。これからが本格的なサザンカの季節である。そのタイミングで我が家の多くのサザンカの蕾も本当に大きくなってきた。一斉開花へのカウントダウンがいよいよ始まろうとしている。
楽しみでならない。
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