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3.31 サンデーシャクヤクはこのとおり!
2024年のシャクヤク写真日記の最初の配信は3月4日で、その時に見ていただいた発芽の写真は3月2日(土)~3日(日)に撮影されたものだった。
本日、この記事の入力をしているのは4月2日(火)、ちょうど1カ月後のことである。この1カ月間のシャクヤクの成長ぶりがあまりにもすご過ぎて、絶句してしまう。
これを見てほしい。わずか丸1カ月で、ここまで一挙に成長を遂げた。この姿に感嘆するしかない。
現時点で一番成長が早く、見た目にもインパクトが一番強いのは、「ラテンドール」。
先ずはこの「ラテンドール」を見てもらう。今週の1枚はこれだ。
ホンの数週間前に地表に現れたばかりのあの真っ赤な芽が、わずか数週間でここまで成長した。茎が伸びたばかりか、すっかり葉っぱまで広がりを見せて、実は後述するが、立派な蕾もいくつも確認できるまでになった。
驚異的な成長の早さである。
その他の品種も驚くほど大きくなってきている。それではいつものように一つずつ確認していこう。
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サンデーシャクヤク 3月31日(日)時点
3月24日(日)からの1週間の中で注目すべき点は、春の嵐だった。3月29日(金)に暴風雨と呼んでも良い程の強風が吹き荒れたことだ。
どうして春はこんなに嵐のような風が吹き荒れるのか。恒例の「春一番」だけではなく、その後も何度も激しい風が吹き荒れる。「春の嵐」とは良く言ったものだが、今年(2024年)は特に風の強い日が多かったのではないか
大変な強風に耐え抜いた
この強風に生まれてきたばかりの初々しいシャクヤクが耐えられるのか、非常に心配していた。
成長真っ盛りのシャクヤクは、急速に伸びて茎化し、その茎になったばかりの若くて幼いシャクヤクたちがこの暴風雨並みの強風に耐えられるだろうかと・
真剣に心配し、何か強風から守る策がないかと色々考えたが、妙案が思いつかない。下手に柵でも設置したら、その柵が風で煽られて倒れたりした場合には、却って致命的なダメージをシャクヤクに与えかねないと断念した。
激しい春の嵐が吹き荒れたのは、3月29日の金曜日。平日なので、僕はもちろん病院で勤務だった。病院にいても気が気でならない。町田と千葉では風の吹き荒れる時間にタイム差があって、余計に落ち着かない。
家にいる女房にシャクヤクは大丈夫かなと連絡を入れる。
女房から返事があって、問題なさそうとリビングからシャクヤク畑を撮影した写真を送ってきてくれた。
ホッと一安心した。
その日は、大急ぎで帰宅して、もう暗くなっていたが懐中電灯で確認すると、全く無傷であった。本当に良かった。シャクヤクは思っていたよりも結構頑丈だった。
むしろ花が咲いた後の方が、豪華すぎる大きな花の頭が重すぎて、却って壊滅的なダメージを受けてしまう。強雨は大敵なのだった。
今回はセーフで、ホッとさせられた。
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シャクヤク畑の全体像
これが現時点でのシャクヤク畑の全体像。もう芽がドンドン伸びてきて、葉っぱまで広げている様子がしっかりと確認できるだろう。
3つの品種の驚くべき成長ぶり
「ラテンドール」と「麒麟丸」、そして「春の粧」。
この3品種の成長には毎週驚かされる。一つ一つ確認していこう。
「ラテンドール」
冒頭の写真でも見てもらったとおり、2年連続で一番最初に発芽した「ラテンドール」の成長は驚く程のスピードで、もうすっかり茎に成長してしまった。
いやそれどころではなく、頭の部分の塊が広がって、それが葉っぱとなって広がっている。もう完全に成長し切った植物の姿となっている。
先週、書かせてもらった、茎にまで成長した後で、却って当初よりも赤みが増してきている、と感じた点については、この1週間で更に様変わりして、あの赤かった茎からは赤みは消えて、普通の緑色の茎と葉っぱに変容した。
一部にはまだ赤みが残っているが、葉っぱが広がると共に、赤みは消えて植物本来の緑色になってきた。
それにしてもこのスピードには驚嘆させられる。そしていかにも堂々としている。本当に力強い。これは他の品種にはないラテンドールならではの特徴だ。
【ラテンドール】
蕾をハッキリと確認でできる!
そして驚くべきことは蕾がハッキリと確認できること。
広がった葉っぱの付け根の部分にまん丸の蕾がしっかりと付いている。
これは凄い。あっちにもこっちにもある。
この蕾がいずれ、あの純白の大輪となるわけだ。
今から楽しみでならない。
「麒麟丸」も狭い部分から一斉に
狭い部分から一斉にうじゃうじゃと言わんばかりに発芽してきて、ゆとりがない状況だった「麒麟丸」はそのままの状況でグングン伸び始め、一斉に茎にまで成長した。
広がり感が半端じゃない。密集感は相変わらずだが、空に向かって伸びて、全体が空間に広がるように大きくなってきたため、以前のような息苦しさは解消されたのかもしれない。
まだ葉っぱが広がるところまでは行っていない。これも時間の問題。直ぐに葉っぱを広げてくると思う。そうなるとまたいかにも窮屈になってしまうだろうなと心配している。
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【麒麟丸】
「春の粧」の成長速度は随一
「ラテンドール」や「麒麟丸」に遅れて発芽した「春の粧」が、その後は一番早い成長を遂げていることは前回書いたとおりである。
もうすっかり葉っぱを広げ、ご覧のとおりである。
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【春の粧】
蕾をしっかりと確認できた
そして「ラテンドール」と同様にこちらも既に蕾を付けている。
ご覧いただこう。この葉っぱの付け根当たりにある緑色の真ん丸のものが、ズバリ蕾である。パッと見ただけでも実にたくさん付いていることが分かる。もう数え切れない程だ。
「かぐや姫」の成長ぶり
前回の先週のサンデーシャクヤクで書いたことを、全くコピーして使わせてもらうことになる。
「『かぐや姫』の発芽とその後の成長には毎週驚かされる。」本当にそのとおりなので、そういうしかないのである。
あれから1週間経って、すっかり茎化したばかりか、目に鮮やかな緑色の姿を披露してくれている。実に美しい。
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【かぐや姫】
蕾をハッキリと確認できる
この「かぐや姫」にも蕾を確認できるのが嬉しい。前回でも早くも蕾を確認することができたとレポートさせていただいたが、少し半信半疑だったのだ。
それが今回はどっからどうみても立派な蕾であることが判明し、本当に嬉しくなる。
遅れている「夕映」と「サラベルナール」
「シャクヤク畑」の「夕映」の成長ぶりもご覧のとおり。一挙に背が高くなってきた。葉っぱも広がり広がる初めて来た。
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【夕映】
サラベルナールの5つの芽は、相変わらず非常にゆっくりだが確実に成長している。随分と尖ってきた。
【サラベルナール】
「モーボクエン」にも遂に一つだけ発見
期待していない「モーボクエン」には、新たにもう一つの芽を確認。漸く2つだが、何とかこのまま成長してしっかりした花を咲かせてもしいものだ。
「アレックスフレミング」未だ発芽せず
「DR.アレックスフレミング」は、今週もまだ全く発芽してこない。本当にどうなったのであろうか。
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「ソルベット」の芽が更に増えて6つに
前回レポートで、芽は倍増の4つとなったと報告したが、今週は更に2つの新芽を確認し、6つになった。
【ソルベット】
「夕映」には芽がドンドン出現!
北側(玄関側)の「夕映」の勢いが凄いことになって来た。
一挙にこの状態に。芽の数は15個以上ある。すごいことだ。
今年も期待できそうで、楽しみでならない。
来週の「サンデーシャクヤク」をお楽しみに!