目 次
本日のシャクヤクの全容(3月11・土、12・日)
シャクヤクは、あの真っ赤な芽が地表を突き破って顔を出し始めると、その後の成長は驚くほど早い。そのスピード感にはあっけに取られる程である。
真っ赤な尖った小さな芽が、グングンと膨らみを増し、その次には一斉に大地からググっとせり出してくるかのように、頭をもたげ始める。
「漸く地上に顔を出したぞ!」と宣言し、その存在を大声で主張するかのように、堂々とせり出してくる。
そしてその後は一挙に伸びてくる。非常に早い。
その生命感はたとえようもない。些細なか細い植物でありながら、ものすごいエネルギー、生命のほとばしりを感じてしまう。
まだまだ寒い日が続いているが、春はもう確実にそこまでやってきていて、植物の持つささやかながら強烈な生命感と生命の持つ強烈なエネルギーに、圧倒されてしまう。
先ずは春の到来の知らせ。続いて生命力の強烈なまでのアピール。
生命力とそのエネルギーがこちらにまで如実に伝わってくるかけがえのない瞬間である。
これから全ての株を丁寧に観察していきたい。
各株の成長具合
我が家の庭にある9つの株の全てから出ていた芽が、一挙に成長していることを確認することができた。
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1.春の粧
早このとおり。一挙に迫り出してきた。まだまだ赤さは保ったままだ。全部で10個の芽が出ている。一挙に長くなる一方で、新たに地表に顔を出してくる遅れた芽もかわいらしい。
2.滝の粧
もうこのとおりである。芽というよりも一挙に茎に成長。このスピード感には全くビックリだ。頭頂部はもう葉っぱが開く直前に達しようとしている。
3.ラテンドール
2月初旬にいの一番に発芽したラテンドールが、その後の成長はかなり慎重である。1カ月ちょっとでこんな感じになっている。
一斉に迫り出してくる様が良く伝わってくると思う。
迫り出しに伴って、あの真っ赤だった芽の色が少しずつ薄くなってきているのが確認できる。
4.モーボクエン
写真を撮り忘れていたことが後で判明した。残念。モーボクエンは芽が一つしか出てきていないため、どうしても写真を撮るのが最後になって、忘れてしまいがちだ。
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5.夕映 ① 南側
この夕映も成長が非常に速い。一挙に茎にまで成長。葉っぱを広げる寸前にまで来ている感じである。このスピード感には感嘆させられる。
6.夕映 ② 北側(玄関側)
一方で同じ品種ながらも、日当たりの悪い北側に植えられた方は、漸くこんな状況となっている。
とは言うものの、この芽の数に注目してほしい。ザっと数えて8つはありそうだ。しかも1カ所に密集しているのではなく、かなり広範囲から芽が出始めているのが嬉しい。地下で株が広がっていて、その株の広がった根のあちこちから芽が出ていると思われる。
これはいいことでは、ないのだろうか?
園芸ド素人はそう考えるのだが、果たして正しいのかどうかは分からない。
でも、キッと正しい!そう信じてる(笑)。
7.麒麟丸
麒麟丸も非常にたくさんの芽が一斉に噴き出すかのように、地表を突き破ってきた様子が見て取れる。
ザっと数えると14個もある。玄関側の夕映のようにもっと広範囲に渡って発芽してくれるといいのだが。ちょっと密になり過ぎているように思える。
昨年、花を咲かせてくれなかったので、何としても今年こそ、その美しい花を拝見したいのだが。
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8.ソルベット
貴重な唯一の芽が、確実に大きくなってきているのが分かる。非常に遅れているのだが、成長は進んでいるようで、これからに期待したい。
9.サラベルナール
この日、サラベルナールも写真を撮っていなかったことが判明。サラベルナールは昨年の秋に植え付けたばかりの新しい株で、芽は2つしか出てきていない。どうしても忘れがちになってしまう。
次回に続く。