通算5冊目の森岡毅の本はリーダーシップ論 2ヵ月振りに読んだ森岡毅の本はリーダーシップ論だ。森岡毅の本を読むのは、これが通算5冊目となる。森岡毅としては6冊目の本となる。 過去に読んで、その都度紹介をしてきた森岡毅の4冊はいずれもおもしろく、大いに惹きつけられ、感銘を受けたが、今回のリーダーシップ論もおもしろかった。 ...
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またベートーヴェンなのかと呆れられそうだ。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について4回連続して非常に長いブログを書いたばかりだというのに、「手塚治虫を語り尽くすシリーズ」でもベートーヴェンとは!? この展開は想定外で、我ながらビックリしている。実は、僕はベートーヴェンを特別に熱愛しているわけでも何でもない。もちろん大好きな...
話題沸騰の大ヒット作を漸く楽しんだ 今年(2022年)の夏から秋にかけての大ヒット作「トップガン マーヴェリック」を漸く観ることができた。残念ながら映画館ではなく、ブルーレイでの視聴となってしまったが、大いに楽しみ、満喫することができた。 これは確かにおもしろい。実に良くできている。記録的な大ヒットもむべなるかな、当然...
ベートーヴェンの全ての弦楽四重奏曲を個別に紹介する各論編の3《後期》である。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に関する通算で4本目の記事となる。 今回は、音楽史上、未曽有の特別な高みにある孤高の名作群の登場である。 おさらい:ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全体像(後期) 前回に引き続き、おさらいとして全体像(後期)を確認し...
ベートーヴェンの全ての弦楽四重奏曲を個別に紹介する各論編の2《中期》である。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲に関する3本目の記事となる。 今回は、中期のいかにもベートーヴェンらしい名作中の名作を取り上げる。 おさらい:ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の概要(中期) 前回に引き続き、おさらいとして今回紹介する中期に属する5曲の...
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の後編:各論編のスタート 前回、ベートーヴェンの創作の3本柱の中でも、弦楽四重奏曲がとりわけ重要な作品であったこと、そして弦楽四重奏曲という演奏形態が、音楽史の中でどのような位置付けを占めており、その魅力はどこにあるのかを縷々書かせてもらった。 今回はその記事の予告通りに、ベートーヴェンの全...
ブルーレイオーディオの魅力にハマりっぱなし ブルーレイオーディオのことはこのブログでも何度か取り上げてきた。ベートーヴェンのピアノソナタ全集とマーラーの交響曲全集についてだった。 CDで8~10枚に及ぶベートーヴェンのピアノソナタ全集と、同じく10枚~12枚に及ぶマーラーの全交響曲が、何とたった1枚のブルーレイオーディ...
こんなに感動した映画も久しぶり 素晴らしい映画を観た。我が愛するギンレイホールでだ。これを映画館の大スクリーンで観ることができたのは本当に嬉しかった。ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」である。 この映画の予告編はギンレイホールで見ていた。チラシも読んだ。 昨年のアカデミー賞脚本賞を獲得した名作として広く知られていた...
長い間、誤解されてきた隠れた名作 今回は「アポロの歌」だ。あまり知られていない。だが、色々な意味で物議をかもした社会的にはかなり話題となった有名な作品だ。これは悲運の作品と呼んでもいいかもしれない。長い間、ずっと誤解されてきた。しかもかなり嫌な誤解である。 今こそ、この「アポロの歌」の真の価値に光を当てたい。そう思わず...
ロシア専門家の佐藤優によるプーチン論 プーチンのことを改めて徹底的に理解しようと佐藤優の「プーチンの野望」を一気呵成に読んだ。 これは非常に有用ではあった。これを読むことで、僕のプーチンに対する理解が深まったことは確かである。 さすがは佐藤優だと感心もするが、一方でこの本は相当に問題も孕んでいて、決して手放しで歓迎でき...
塩野七生の「ギリシア人の物語Ⅱ」に今回も大興奮 塩野七生の「ギリシア人の物語」の第1巻を紹介したのは、今年(2022年)4月、ちょうど半年前のこと。 『塩野七生「ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり」〜時の経つのを忘れてしまうおもしろさ!ペルシア戦争の攻防に興奮必至!』という記事だった。 あの一世を風靡した未曾有の大作...
超多忙だった9月、最終週5日間に5本を配信 僕のブログのある熱心な読者からこんなメールをいただいた。 「9月は珍しく、ブログの配信が止まってますね。私が熱々たけちゃんのブログを読むようになってからの記事の間隔では、一番長かったのではないかと思います。コロナにでも感染されたのかと心配していました」という内容だった。 僕は...
「最後の決闘裁判」と同時に作り上げたリドリー・スコットの剛腕 リドリー・スコット監督の作品はこのブログでも何本も紹介してきた。僕が最も気に入っている映画監督の一人だ。今までに数多の名作と傑作を量産してきたハリウッドの巨匠は、80代になった最近もその力が衰えるどころか、その圧倒的な表現力と有無を言わせぬビジュアルの見事さ...
ゴルバチョフのことは、大好きだった あのミハイル・ゴルバチョフのことが昔から大好きだった。今、ロシアのプーチンがウクライナに理不尽な侵略戦争を行っている真っ最中で、世界中がロシアとウクライナの動向にくぎ付けとなっている。 このブログの中でも、何度もこのロシアによるウクライナへの侵略戦争のことに触れてきたが、それは今日、...
この森岡毅も非常に感動的だった 引き続き森岡毅の本を読んだ。著者にとっては5冊目となる本、僕にとっては通算4冊目の森岡毅の作品となる。 それが今回紹介させてもらう『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きとめた「働くことの本質」』である。 本当に長いタイトル!これだけは何とかなりませんか、森岡...
森岡毅にまたまた脱帽させられた 森岡毅の本は今までに2冊読んだが、そのいずれも本当にめちゃめちゃ面白く、役に立つことばかりで、僕はすっかり森岡毅に首ったけになってしまった。 既に読んだ2冊は、森岡毅が最初に書いた2冊の本である。 『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』と 『USJを劇的に変えた、たっ...
超多忙な中で、4冊の本を読み切った9月 今月(2022年9月)、僕は公私共に非常に多忙な日々を送っていたのだが、そんな中で寸暇を惜しんで4冊の本を読み切った。何とか今月中にこれら4冊のことをブログ記事にまとめ、紹介したいと思っている。読み切った順番通りに紹介していきたい。 先ずは、先日「社会を変えるには」を紹介したばか...
手塚治虫の前代未聞の問題作 今まで手塚治虫の隠れた名作や問題作、特に黒手塚あるいは手塚ノワールと呼ばれる人間の負の部分を徹底的に暴くダークで残酷、暗くて救いのない作品を中心に紹介してきたが、今回はその頂点、究極の黒手塚作品を紹介させてもらう。 満を持しての登場である。 それが「MW」だ。MWと書いて「ムウ」と読む。 こ...
「社会を変えるには」に深く感銘を受ける 小熊英二のことは以前からずっと気になっていた。大きな書店に行くと、小熊英二のやたらと分厚い、それでいて少し地味なハードカバーが陣取っているのがいつも気になるのである。何と言っても目を引くのは、「1968」という上下2巻の分厚い本。正確に記すと「1968【上】」「1968【下】」の...
「ポッペアの戴冠」のことは書き尽くしたが 前回の記事で、僕が愛して止まないモンテヴェルディの最高傑作「ポッペアの戴冠」のことは書き尽くした。文字数にして1万字を超えている。 モンテヴェルディと「ポッペアの戴冠」について知りたい、内容を確認したいという方は、前回の記事「 モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」~75歳のモンテ...
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プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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