【漫画】の紹介 「ルックバック」藤本タツキの原作コミックを読んでビックリ仰天!アニメの全てが描かれていた衝撃! 2025年2月28日 「ルックバック」の原作を読んで仰天! 昨日(2025.2.27)、紹介記事を配信したアニメ映画の「ルックバック」、大絶賛させてもらったのだが、あまりにも気に入ってしまったので、早速、原作漫画を注文して読んでみた。 で、もうビックリ仰天。 僕がとてつもなく感動した58分のアニメ映画、原作コミックそのままだったのだ!? に... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「上を下へのジレッタ」:時代を先取りした奇想天外さに衝撃必至!シュールな大問題作!~手塚治虫を語り尽くす㉛ 2024年10月17日 手塚治虫の最大の問題作かもしれない 今回取り上げる手塚治虫は「上を下へのジレッタ」という作品である。相当、手塚治虫に詳しい人でないと、名前すら聞いたことがないという人がほとんどだろう。 ところが、この「ジレッタ」は、知る人ぞ知る手塚治虫の隠れた問題作として、これ以上の作品は思い浮かばないほど重大な作品である。 衝撃度... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「大暴走」:少年向けの読切り中編に黒手塚の真骨頂をみる海洋パニックアクション~手塚治虫を語り尽くす㉚ 2024年7月17日 コンパクトな知られざる少年向け黒手塚 今回の「手塚治虫を語り尽くす」はちょうど30本目となる。この記念すべき30本目には手塚治虫の大作、それもあまり知られていない知る人ぞ知るといった類の傑作を取り上げたかった。 この熱々たけちゃんブログで取り上げる「手塚治虫を語り尽くす」には、まだまだいくらでも候補作がある。そういう... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「イエロー・ダスト」「悪魔の開幕」:短編で描かれた黒手塚2編がトラウマになる衝撃!!~手塚治虫を語り尽くす㉙ 2024年6月30日 トラウマ必至の黒手塚の恐るべき短編2本 「鉄の旋律」に続いて、今度はもっと短い短編の黒手塚作品を取り上げる。「イエロー・ダスト」と「悪魔の開幕」という2つの作品である。 両方とも20~30ページという非常に短い読み切りの短編漫画である。ところがその短いページ数の中に驚嘆すべき濃密なドラマとアクション、怒りというよりも... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「鉄の旋律」:黒手塚の極点!マフィアへの復讐が予期せぬ恐るべき方向に!~手塚治虫を語り尽くす㉘ 2024年6月29日 黒手塚を代表する中編の衝撃作 「手塚ノワール」とも呼ばれる「黒手塚」をかなりたくさん取り上げてきた。主だったものは大体紹介してきたが、まだまだいくつも残っている。 その中でも、衝撃度から言ったらトップクラスの中編と短編があるので、今回はその中編の方を紹介したい。短編は次回取り上げることにする。 その中編のタイトルは「... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「鳥人大系」:改めて手塚治虫の才能に感嘆させられる渾身のSF超問題作!~手塚治虫を語り尽くす㉗ 2024年6月22日 手塚治虫渾身の傑作SF 手塚治虫のどちらかというと隠れた名作、傑作を紹介してきたが、大切な作品が後回しになっていたので、遅ればせながら今回取り上げたい。「鳥人大系」である。 これは手塚治虫の熱心なファンならば、当然良く知っているSFの大傑作だ。漫画の名作というよりも本書はあの福島正実が主宰していた有名なSF専門誌の「... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「人間昆虫記」:手塚作品史上、最強の悪女登場!黒手塚屈指の完成度を誇るイヤミスの最高傑作!~手塚治虫を語り尽くす㉖ 2023年12月25日 稀代の華麗な悪女を描いた黒手塚屈指の傑作 今までにこの「手塚治虫を語り尽くす」シリーズでは、一般的に良く知られている手塚治虫のイメージをぶち壊すひたすら暗くて、人間の心の闇と悪の本質を暴き出すような救いようのない作品が多かった。 そんな作品群は「黒手塚」あるいは「手塚ノワール」と呼ばれており、僕はそんな黒手塚にたまらな... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「どついたれ」:戦後大阪のどん底で必死にもがく若者群像。未完ながらも強烈に引き込まれる感動作!~手塚治虫を語り尽くす㉕ 2023年12月23日 敗戦直後の大阪を舞台に逞しく生き抜く青年群像 「どついたれ」。これはまたあまり知られていないが、手塚治虫の渾身の一冊である。めちゃくちゃおもしろい手塚治虫ファンなら絶対に読んでおいていただきたい作品。 何故か一般的にはほとんど知られていない隠れた傑作である。 この「どついたれ」がまた未完で終わっているのだ。何度も書いた... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「一輝まんだら」:社会の大変革を切望する20世紀初頭の中国と日本の悩める青春群像!大傑作になり得た未完作!~手塚治虫を語り尽くす㉔ 2023年11月30日 日中を股にかけた壮大な歴史ロマン 今回紹介する「一輝まんだら」。これまた実におもしろく、夢中になって一気に読み切ってしまった。 日中を股にかけた実に壮大な歴史ロマンで、これは知る人ぞ知る手塚治虫の隠れた逸品とでも呼ぶべきものだ。 但し、事情があって惜しいことに未完で終わっている。本当に残念でならない。 「一輝まんだら」... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「グリンゴ」:急逝で未完に終わった「日本人の本質」への真摯な問いかけが興奮を呼ぶおもしろさ!~手塚治虫を語り尽くす㉓ 2023年11月28日 手塚の急逝によって未完となった3作品の一つ 手塚治虫を語り尽くすの22回目に取り上げた「ネオ・ファウスト」の冒頭でも書いたとおり、手塚治虫が昭和が終わった直後(1989年2月5日)に60歳で急逝したことで、連載が中断し、未完となった大作が3本あった。 既に紹介済みの「ネオ・ファウスト」とその前の21回目で取り上げた「ル... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 大友克洋の金字塔「童夢」が遂に復刻!全ての読者が唸るこれぞ大友克洋の度肝を抜かれる最高傑作! 2023年7月23日 大友克洋の大傑作「童夢」が最高の形で復刻! 「童夢」は知る人ぞ知る日本漫画史上の大傑作だ。漫画の表現方法を根底から覆した問題作にして、もはや名作と呼ぶべき極めて高い評価が確定した日本漫画史上の「古典」でもある。 作者は言わずと知れた大友克洋だ。大友克洋と言えば、手塚治虫亡き後、手塚の牙城をも崩しかかっていた数多の劇画作... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 遂に本の感想と紹介を始めます【 2023.5.4 改訂版】坂口尚「石の花」を詳細追加 2023年5月4日 この記事のオリジナルは2020年2月初旬に書かれたものである。 それから3年3カ月が経過した現在、ここで書こうと宣言していた本の紹介に関するブログも着々と進んでいて、漫画の紹介も含めると、今では約100編に及んでいる。 そんな中、写真で紹介した坂口尚の「石の花」について、大々的に文章を追記したので、あらためて2023年... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 三谷宏治「マンガ 経営戦略全史〔新装合本版〕」〜分かりやすくて非常に役に立つ驚嘆すべき一冊! 2023年2月28日 こんな本が存在していることに驚嘆! 先日、久しぶりに御茶ノ水駅前の丸善で新刊本を中心にぶらぶらと物色していたところ、この本が3、4冊平積みにされていた。 これは一体どういう本なんだ?と手にして中を確認すると、著名な経営学者の経営戦略論をマンガで非常に分かりやすく解説してあった。A4サイズの大型の本で、しかも相当に分厚い... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「ネオ・ファウスト」:執念の3度目の漫画化は手塚の急逝によって未完となったが、至高の傑作に~手塚治虫を語り尽くす㉒ 2023年1月31日 手塚治虫の急逝によって未完となった3作品 前にも触れたが、手塚治虫の急逝によって未完に終わった作品は3本ある。 1本は前回紹介したベートーヴェンを取り上げた「ルードウィッヒ・B」。これは手塚治虫の急逝によって、若き日のベートーヴェンしか描かくことができず、全体の構想の中では、ごく最初の部分しか描けずに終わってしまった。... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「ルードウィヒ・B」:ベートーヴェンの若き日の奮闘と苦悩を描いた未完に終わった巨匠の絶筆!〜手塚治虫を語り尽くす㉑ 2022年11月25日 またベートーヴェンなのかと呆れられそうだ。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲について4回連続して非常に長いブログを書いたばかりだというのに、「手塚治虫を語り尽くすシリーズ」でもベートーヴェンとは!? この展開は想定外で、我ながらビックリしている。実は、僕はベートーヴェンを特別に熱愛しているわけでも何でもない。もちろん大好きな... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「アポロの歌」:名作「きりひと讃歌」と同時に連載された黒手塚の隠れた傑作。誤解されてきたが「究極の愛の試練」に嗚咽の感動!〜手塚治虫を語り尽くす⑳ 2022年10月28日 長い間、誤解されてきた隠れた名作 今回は「アポロの歌」だ。あまり知られていない。だが、色々な意味で物議をかもした社会的にはかなり話題となった有名な作品だ。これは悲運の作品と呼んでもいいかもしれない。長い間、ずっと誤解されてきた。しかもかなり嫌な誤解である。 今こそ、この「アポロの歌」の真の価値に光を当てたい。そう思わず... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「MW(ムウ)」:衝撃の戦慄作、遂に登場!「奇子」を凌駕する手塚治虫最大の問題作にして黒手塚の頂点〜手塚治虫を語り尽くす⑲ 2022年9月10日 手塚治虫の前代未聞の問題作 今まで手塚治虫の隠れた名作や問題作、特に黒手塚あるいは手塚ノワールと呼ばれる人間の負の部分を徹底的に暴くダークで残酷、暗くて救いのない作品を中心に紹介してきたが、今回はその頂点、究極の黒手塚作品を紹介させてもらう。 満を持しての登場である。 それが「MW」だ。MWと書いて「ムウ」と読む。 こ... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「るんは風の中」(タイガーブックスより):高校生の爽やかな恋を描く極上の名作短編~手塚治虫を語り尽くす⑱ 2022年8月12日 本来の手塚治虫らしい心温まる良心作 手塚治虫の紹介シリーズ「手塚治虫を語り尽くす」では、大人や青年を対象としたいわゆる黒手塚=手塚ノワール作品が中心となっており、このところも「ボンバ!」「アラバスター」そして前回の「ガラスの城の記録」と全く救いようのない暗く、残酷な暴力に満ち溢れた作品を集中的に取り上げてきた。これぞ黒... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「ガラスの城の記録」:激しいアクションに彩られた未完に終わった黒手塚の超問題作〜手塚治虫を語り尽くす⑰ 2022年8月9日 未完で終わった黒手塚の超問題作 黒手塚こと手塚ノワール作品をズッと取り上げてきているが、今回紹介する「ガラスの城の記録」は、一連の黒手塚作品の中でも、特に異色な問題作だ。 何と言ってもこの作品は未完で終わっている。手塚治虫の作品には何本かの未完作品がある。 それらの多くは、手塚治虫が常に多くの連載を抱えながら、60歳で... 熱々たけちゃん
【漫画】の紹介 手塚治虫「アラバスター」:ルッキズムへの徹底した復讐を描く少年誌連載の衝撃の黒手塚作品~手塚治虫を語り尽くす⑯ 2022年7月18日 少年誌に連載されたとんでもない黒手塚作品 久々の手塚治虫作品の紹介となる。今回は連載16回目だが、まだまだ紹介したい手塚作品は山のようにあって、実は一番取り上げたい「手塚治虫最大の問題作」はまだ大切に残してある(笑)。それをどのタイミングで取り上げるか悩んでいるが、今後もあまり知られていない手塚治虫の隠れた傑作を少しず... 熱々たけちゃん