【本】の紹介 森岡毅「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」〜森岡毅の凄さ全開!面白くって感動必至の非常に役に立つ本! 2022年6月26日 森岡毅の凄さを実感させてくれる最高の書 やっぱり森岡毅は凄い!ということをここまで実感させてくれる本はない。 前回取り上げた「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方 最高を引き寄せるマーケティング入門」ですっかり森岡毅の魅力にはまり、熱心なファンとなった僕が読んだ森岡毅の第2弾がこれだ。 実は、今回紹介する「USJの... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 思わぬ朗報に感激!「インディオの聖像」の共著者である佐々木芳郎カメラマンからお礼のメールが届く。その上、直々の電話まで。 2022年6月23日 佐々木芳郎カメラマンから感謝のメールが届く 全く信じられないことが起きた。先日(2022.6.16)配信したばかりの立花隆の「インディオの聖像」を紹介する僕のブログ記事を読んでくれた同書の共著者である佐々木芳郎さんーあのインディオの聖像を撮影したカメラマンにして、今回の立花隆の幻の本を出版してくれた方ーからご連絡をいた... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 立花隆「インディオの聖像」〜新刊案内から30年。遂に出版された幻の名著に興奮収まらず!インディオ迫害の実態とそこから生まれた奇跡の聖像 2022年6月16日 新刊案内から待つこと30年。遂に出た! 昨年4月30日に亡くなった立花隆の熱烈なファンとしては、今回出版されたこの本「インディオの聖像」は、夢にまで見た幻の名著だったのである。 待たされること30年。ひたすら待ち続ける中で当の立花隆が昨年(2020年)亡くなってしまった。当然、著者が亡くなってしまった以上、永遠にこの本... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 森岡毅「USJを劇的に変えた、たった 1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」〜めちゃくちゃ面白くて役に立つ素晴らしい本!全てのビジネスマン必読の書! 2022年6月11日 感涙する程のすごいビジネス本(自己啓発書) 全く素晴らしい本で、夢中になって一気に読み終えた。久々の深い感動と満足感を味わっている。森岡毅(つよし)さんのマーケティングの本だ。かなり良く知られた「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」である。 これは素晴らしい本だった。僕は今まで... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「同志少女よ、敵を撃て」〜本屋大賞受賞の大傑作!日本の新人作家が描いた独ソ戦での女性狙撃兵の生き様に言葉を失う衝撃作! 2022年4月30日 すごい小説が書かれたものだ 2022年本屋大賞に輝いた話題の「同志少女よ、敵を撃て」を早速読んだ。逢坂冬馬という新人作家のデビュー作だが、その完成度と衝撃度が半端ない。 本書の内容が僕のこのブログ「熱々たけちゃんブログ」でも3本のブログ記事として取り上げているアレクシエーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」(前編・後編... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 塩野七生「ギリシア人の物語Ⅰ 民主政のはじまり」〜時の経つのを忘れてしまうおもしろさ!ペルシア戦争の攻防に興奮必至! 2022年4月23日 塩野七生の作品はかなり読んできた このブログでは一度も取り上げたことがなかったが、塩野七生の本は今までかなり読んできた。僕にとって立花隆や米原万里、吉田秀和のように心から心酔し、好きで好きでたまらないという程の作家ではないが、それでもかなり熱心に読んでいる一人である。 塩野七生といえば何と言っても膨大な長さの「ローマ人... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 亀山郁夫「大審問官スターリン」〜スターリン側から描く芸術家たちへの迫害と大粛清の真実!スターリンの真相に迫る亀山の集大成 2022年4月18日 スターリン目線で描く大粛清の真相 これはまた何とも興味深い本があったものだ。「大審問官スターリン」。亀山郁夫によるスターリン研究の金字塔というか、集大成と呼んでいいものである。 既にこの熱々たけちゃんブログで取り上げた「磔のロシア」の姉妹書と言うべき作品であり、この両者は表と裏という関係と呼んでもいい。 今回の「大審問... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「戦争は女の顔をしていない」(後編)~命を懸けて戦い抜いた女性兵士たちを待ち受けていたものは。胸が張り裂ける衝撃のドキュメンタリー。 2022年3月27日 前編からの続きである。 「戦争は女の顔をしていない」で描かれているもの これにはもう圧倒されてしまう。 独ソ戦に出征したありとあらゆる女性たちが紹介される。 医師あるいは看護婦として兵士たちと行動を共にしたということは、どこの国にもあった。それは当然想像できる。 ソ連の場合には、女医や看護婦、衛生士などももちろんたくさ... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 「戦争は女の顔をしていない」(前編)〜ウクライナ出身のノーベル文学賞作家が描く独ソ戦で戦う従軍女性に衝撃! 2022年3月27日 きかきロシアのウクライナ侵略戦争がひど過ぎる 2022年3月下旬。目を背けたくなるような本当に酷いことが毎日ウクライナの地で続いている。 ロシアによるウクライナへの侵略は、ロシアが一方的にウクライナに攻め込んだ侵略戦争の開始からほぼ1カ月が経過した。 侵略戦争を開始したプーチンが当初考えていたようなほんの2〜3日でウク... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 亀山郁夫「磔のロシア」〜スターリンの大粛清に翻弄された芸術家たちの過酷な運命。ソ連とはどういう国だったのか! 2022年3月21日 亀山郁夫の渾身の一冊「磔のロシア」 亀山郁夫の渾身の一冊を読み終えた。タイトルは「磔のロシア スターリンと芸術家たち」。磔は「はりつけ」だ。生々しい中々強烈なタイトルである。 現在、ロシアによる一方的なウクライナへの侵攻(日本の報道ではどこでも侵攻と言っているが、これは明らかに侵略戦争に他ならない)が続いている中で、ど... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 【半藤一利対談シリーズ⑥】出口治明「世界史としての日本史」には唸らずにはいられない!全ての日本人の必読の書。 2022年3月13日 半藤さんとの対談本の紹介:第6弾 久々に半藤一利さんの対談本を紹介する。既に5冊を取り上げており、今回は第6弾になるが、あの出口治明さんとの「世界史としての日本史」という新書である。 半藤さんと出口さんとの対談本の紹介は、今回2冊目であり、既に一度紹介済みである。 1冊目はあのおもしろさ抜群の「明治維新とは何だったのか... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 出口治明「世界史の10人」〜稀代の読書家が選んだ世界史の10人とは誰だ?興味尽きないおもしろさと限りない刺激! 2022年3月10日 出口治明が世界史から10人のリーダーを選ぶ 既にブログで紹介させてもらった池上彰の「世界を変えた10冊の本」、佐藤優の「悪書の勧め」「悪の処世術」など、一定数の本や人物を紹介する本を何冊かまとめて読んで来たのだが、その最たるものが、今回の「世界史の10人」だ。 この熱々たけちゃんブログではすっかりお馴染みの出口治明の本... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 加藤陽子「とめられなかった戦争」~薄い文庫本だが、中身は濃厚。あらためてあの戦争の問題点と失敗を検証する! 2022年2月25日 あの戦争への加藤陽子の分かりやすい総括 加藤陽子の本はこのブログの中でも何冊か紹介してきた。「太平洋戦争への道 1931~1941」という半藤一利さんと保阪正康さんとの鼎談本もあったが、何といっても傑作は「それでも日本人は戦争を選んだ」であった。 「それでも日本人は戦争を選んだ」はかなり分厚い文庫本であったが、それに... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 亀山郁夫新訳「地下室の記録」:ドストエフスキーの誕生!魂の雄叫びと慟哭!引きこもり男の恨み節と自虐が炸裂する超問題作 2022年1月30日 僕のドストエフスキー遍歴 ドストエフスキーは僕にとっても非常に大切な作家である。高校時代から読んできたが、当時は初期の抒情的にしてロマンチックな作品ばかりを愛読してきた。「貧しき人々」や「白夜」などを何度も繰り返し読んだものである。 後期の未曾有の大作群のことは、非常に気になりつつも中々手が出せなかったが、例の読書界に... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 佐藤優「悪の処世術」:11人の独裁者の素顔と生き様を佐藤優が斬る!有用で興味尽きない一方、いたく失望させられた記述も! 2022年1月29日 今度はズバリ独裁者列伝だ 2021年から2022年にかけての年末年始に集中的に読み切った3冊の本の最後は、前回取り上げた「危ない読書」の佐藤優だ。 久々に佐藤優の新刊を読んで、悪書の紹介は非常に役に立ち、楽しめたことに気を良くして僕は、引き続きもう一冊、佐藤優を正月に読んだわけだ。それが「悪の処世術」というこれまた新刊... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 佐藤優『危ない読書~教養を広げる「悪書」のすすめ』:これは興奮必至の何とも刺激的な1冊!実におもしろかった! 2022年1月25日 佐藤優の「危ない読書」に思わず夢中になってしまう 2021~2022年の年末年始6連休中に読み終えた3冊の本のうちの2冊目は、佐藤優の『「危ない読書」~教養を広げる「悪書」のすすめ』であった。実におもしろく、思わず夢中になってしまった興味尽きない1冊だ。 「危ない読書」ということであり、ここで紹介される数々の本は、いず... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 池上彰「世界を変えた10冊の本」:これは勉強になった!知っているつもりの人も素直に池上解説を熟読してほしい! 2022年1月23日 気楽に読み始めたらドンドン深みに 2022年を迎えた年末年始の6連休。何か気軽に読める本をと、酒浸りの日々で読んだ本が3冊。新書2冊と文庫1冊。3冊を一気に読み終えた。 いずれも気軽に読み始めたのだが、こちらの思惑はかなり外れて、それぞれ大いに夢中にさせられ、非常に勉強になった。やはり本から得られる情報は貴重で、自分の... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 【半藤一利対談シリーズ⑤】池上彰「令和を生きる」池上解説満載の昭和史の大家と語り尽くした平成31年史。興味尽きない貴重な一冊! 2021年12月25日 昭和史の大家が池上彰と平成を振り返る 久々に半藤一利さんの対談本の紹介に戻る。今回は昭和史の大家にして専門家である半藤一利さんとしては非常に珍しい平成史を語った本だ。 その対談相手があの知らない人のいない池上彰だ。 これはあの池上解説がたっぷりと聞ける平成の約30年間を様々な視点から語り尽くした興味の尽きない本。実際に... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 ジョン・コッター「企業変革力」:これはすごい!組織改革とリーダーシップを学ぶ最高の指南書 2021年12月20日 コッターの世界的大ベストセラー「企業変革力」 著名な経営学者ジョン・P・コッターの世界的な大ベストセラー「企業変革力」を読んだ。これは中々感動的な素晴らしい本だった。 私のブログの熱心な読者なら、ジョン・P・コッターと聞いて、「ああ、あの!」となるかもしれない。 以前、この熱々たけちゃんブログで取り上げた「カモメになっ... 熱々たけちゃん
【本】の紹介 トーマス・マン「魔の山」:20世紀至高の文学を遂に読了。最高の文学作品に酔いしれる幸福感。 2021年11月30日 「魔の山」はズッと心に引っかかっていた小説 遂にトーマス・マンの「魔の山」を読み終えた。感無量。その満足感がジワジワと込み上げてくる。 20世紀至高の文学と称される長大な最高の文学作品を読み終えることができて、深い達成感と満足感に浸っている。 読んでいる最中はまだ先が長いなあ、いつ読み終えることができるのだろうかと途方... 熱々たけちゃん