敬老の日に驚くべき本を知った! 今年の敬老の日(2024.9.16)に驚くべき本を知った。 たまたまボケーっとテレビを見ていたところ、その日は敬老の日だったので、お年寄りに良く読まれているベストセラーとして、この本のことが紹介されていた。その紹介番組は終盤にチラッと見ただけだったのだが、非常に強く印象に残って、すぐさま...
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江頭路子が描くもう一つの反戦絵本 「せんそうしない」の絵を担当した江頭路子さんに、もう一冊、戦争に反対し、平和を希求する絵本があった。それが「おかあさんのいのり」である。 これを紹介してくれたのも、例のM子さんだった。 おととい配信したばかりの「せんそうしない」の読み聞かせ会の記事で、状況を詳しく報告してきてくれたあの...
「せんそうしない」の感動がまた広がった 谷川俊太郎の詩に江頭路子さんが絵を描いた絵本「せんそうしない」。 僕はこの絵本について2本の記事を配信してきた。 先ずは、友人M子さんからこの絵本のことを教えてもらって直ぐに読んで深い感動を受け、紹介させていただいたのが全ての皮切り。 続いて、作者のお一人である絵本作家の江頭路子...
【中編】から続く その後、田中信昭から直接の指導を受けた それから更に約15年が経過する。弁護士の夢を諦めて、再び合唱の世界に戻った30代後半。 僕は三重県の津市にある「うたおに」という合唱団で歌っていた。僕が東京に転勤になった後、「うたおに」はどんどん実力を付けて、何度か全日本合唱コンクールの全国大会にも出場すること...
【前編】からの続き 田中信昭と僕の感動エピソードを披露 こんな不滅の業績を合唱界に残した田中信昭に、僕は個人的な接点があり、それがちょっと考えられないほどの感動的なエピソードなので、ここで披露させていただく。 僕が高校3年生のときの出来事である。 何年、いや何十年前のことだ!?(笑)。答えは半世紀?(笑)。 ことの発端...
あの田中信昭が亡くなったしまった! あの田中信昭の突然の訃報に接した。2024年9月17日(火)の朝のことだった。 僕が読んだ読売新聞オンラインの記事を、そっくり転載させてもらう。 「戦後日本の合唱界をリードした指揮者で文化功労者の田中信昭(たなか・のぶあき)さんが12日死去した。96歳だった。葬儀は近親者で行う。5日...
先日紹介のサルスベリ、ドンドン咲いてきた 先月、揷し木から1年半超で待望の紫色の花を咲かせてくれたサルスベリ。 あのわずか一輪の紫色の花に胸がときめいたのだが、あれから2週間が経過し、更にドンドン花が咲き始めたので、続報をお届けしたい。 前回のレポートでも、他の枝先にかなりたくさんの蕾が付いている写真を公開させてもらっ...
あのサルスベリの挿し木に紫色の花が咲く! 今回はサルスベリの話し。挿し木にしたサルスベリのその後の報告だ。 約1年前に配信した紫色のサルスベリの挿し木の記事を覚えてくれている人がいたら、相当な愛読者だと敬意を表したい。そんな人がいてくれるとは考えにくいのだが(笑)、こんな記事だった。 「諦めていた挿し木に突如葉っぱが出...
著者の江頭路子さんとの感動的なやり取り 先月配信させていただいた「せんそうしない」。谷川俊太郎の詩に江頭路子さんが絵を描いた絵本である。 僕はこの絵本のことを僕のブログの読者でもある古くからの友人M子さんから教えてもらったのだが、一読して非常に感動して、早速ブログの記事として取り上げ、配信させてもらった。 スポンサーリ...
「百年の孤独」遂に文庫化!出版界の事件! 今年の初夏、御茶ノ水駅前の丸善に行くと、文庫本コーナーにかなりの面積を取って、うず高く積まれている文庫本があった。 ガブリエル・ガルシア=マルケスのあの有名な「百年の孤独」だった。名前だけは誰だって聞いたことがあるだろう。 プレミア麦焼酎の名前として知っている人の方が多いのかも...
【前編】からの続き 事件の概要は巻末【資料】で確認してほしい 本書は3人の男性の殺害と詐欺、詐欺未遂、窃盗の計10件の罪で起訴された木嶋佳苗の裁判の傍聴記である。 いつ誰がどのような経緯をたどって亡くなり、佳苗の罪がどうして問われているかなどの事件の詳細を説明することは、このブログの中では困難であり、人の命が係わる問...
話題騒然となった「木嶋佳苗」の事件 その事件は主に平成21年に起きた。2009年の秋。木嶋佳苗による連続殺人の疑惑だった。今から約15年前のことだ。 あの当時は連日このニュースで溢れかえり、来る日も来る日も木嶋佳苗の話題で持ち切りだった。ただ内容が子供には聞かせられないようなものばかりで、当時、報道はどうなされていたの...
初めて読んだ高坂正堯に魅了された 高坂正堯(こうさかまさたか)の本を初めて読んだ。新潮選書の中の1冊「歴史としての二十世紀」である。 これが非常に興味深く、僕は時間の経つのを忘れて読み耽ってしまった。実におもしろく、興奮してしまったほどだ。 高坂正堯は非常に有名な方なのだが、僕にはほとんど縁がなく、正直言って長い間、ど...
スティーヴン・キングによる自伝と文章読本 あの「モダン・ホラーの帝王」のスティーヴン・キングがこんな自伝と文章読本、小説作法を書いていたとは迂闊にも全く知らなかった。 僕にとってスティーヴン・キングの名前は非常に身近で、彼が描いた世界のことは良く知っているつもりだが、実は正直に告白すると、スティーヴン・キングの小説を実...
出口さん提唱の「無減代」を大病院に導入 僕が働いている首都圏にある急性期の大病院で、「無減代」活動を実際に導入してみた。 「無減代」活動というのは、APUの元学長であった出口治明さんが、この熱々たけちゃんブログでも紹介させてもらった「いま君に伝えたい 知的生産の考え方」という著書の中で提唱していた、いわば組織改革のため...
【前編】からの続き その4:指揮科の学生への指導 あの指揮科の貧乏揺すりの男子学生への指導については前回の記事でも詳しく書いた。 但し、それは映画が始まって序盤だというのにその指導だけで延々と10分間以上も続くというバランスの悪さの指摘だった。 今回は、あのターの学生への指導がパワハラだったかどうかの検証である。 映画...
「TAR/ター」の評価は非常に高いが・・・ 前回取り上げた「TAR/ター」。 そこで詳しく紹介したとおり、この作品は昨年(2023年)公開映画のキネマ旬報ベストテンで見事ベストワンに輝き、読者選出ベストテンでも第2位。監督脚本のトッド・フィールドが外国映画監督賞まで受賞するなど、日本では極めて高く評価された。 本国アメ...
昨年キネ旬ベストワンに輝いた大絶賛映画 「TAR/ター」。今年(2024年)発表された昨年公開映画のキネマ旬報ベストテンで見事ベストワンに輝いた作品。読者選出ベストテンでも第2位に輝いた。しかも監督脚本のトッド・フィールドが外国映画監督賞まで受賞し、キネマ旬報では大絶賛に包まれている。 2023年のアメリカのアカデミー...
先日のブログ記事の読者が教えてくれた絵本 先日配信したばかりの信長貴富の「初心のうた」に関する朝日新聞の記事についての僕のブログを読んでくれた読者が教えてくれた谷川俊太郎の絵本「せんそうしない」。 静岡県に在住の僕のブログの愛読者が、信長貴富の記事を読んで、直ぐにLINEで感想を送ってくれた。「あの記事を読んで谷川俊太...
コンパクトな知られざる少年向け黒手塚 今回の「手塚治虫を語り尽くす」はちょうど30本目となる。この記念すべき30本目には手塚治虫の大作、それもあまり知られていない知る人ぞ知るといった類の傑作を取り上げたかった。 この熱々たけちゃんブログで取り上げる「手塚治虫を語り尽くす」には、まだまだいくらでも候補作がある。そういう...
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