半藤一利は対談を盛んに行い、多くが出版されている 今年1月に90歳の天寿を全うした半藤一利さん。100冊以上の名著を残したが、それらの渾身の名著の他に、多くの著名人との対談が出版されている。以前「太平洋戦争への道」という3人による鼎談ものを紹介させてもらったが、1対1の対談本はかなり多い。相手は様々だが、非常に著名な方...
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著名な経営学の権威が書いた分かりやすい寓話 ある知人のお気に入りの1冊として教えてもらったのが本書である。僕は作者のことは前から知っていたのだが、この短い作品を読んではいなかった。 早速読んでみた。おもしろい。素直に感動し、非常に役立つと痛感させられた。一人でも多くの読者に読んでいただいたいと紹介する次第。 この「カモ...
これは画期的なすごい本 すごい本だとつくづく思う。圧倒され、感動し、考えさせられ、そして何よりもめちゃくちゃおもしろかく、とにかく夢中になって読んでしまう。深い感銘に身を包まれる。 加藤陽子の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』のことだ。この本のことについては、以前ちょっと触れたことがある。 加藤陽子と半藤一利、保阪...
久々の手塚治虫はお気に入りの「シュマリ」 手塚治虫作品を紹介するシリーズ「手塚治虫を語り尽くす」がしばらく空いてしまった。3カ月振りとなる。それに当たってはとっておきの大作を取り上げたい。 「シュマリ」である。これは僕の大のお気に入り作品。かなり長い。あの「アドルフに告ぐ」とほぼ同じ長さの力作だ。 僕はこのシリーズで、...
追悼本として別冊太陽に半藤一利が登場 二つ前のブログ記事で「立花隆のすべて」を紹介した際に、この本のことについては触れさせてもらった。 本年1月に90歳の天寿を全うして亡くなった半藤一利さん。その死から半年以上が経過する中で、その追悼本として今回、あの別冊太陽に新たに加えられたのだ。 長野県在住の非常に親しい友人からそ...
リドリー・スコットらしからぬ埋もれた傑作 再びリドリー・スコットの監督作品を紹介する。今回は「マッチスティック・メン」だ。 リドリー・スコット監督のことについては、「ワールド・オブ・ライズ」の紹介のブログの中でかなり詳しく書かせてもらったので、そちらをご覧いただけるとありがたい。 映画史に残る名作・傑作が目白押しのリド...
立花隆の追悼特集本は既に発行されていた!面目なし 昨日(8.27)配信したばかりの立花隆の「最後に語り伝えたいこと」の記事の冒頭で、僕は「立花隆の追悼特集本」がどうして死後4カ月も経過しているのに発行されないのだと縷々嘆き、これ以上待ち切れないと悲嘆の声を上げたのだが、何ともう既に発行されていたのである。 その追悼特集...
立花隆の追悼特集本の出版を待ち続けているが 立花隆の突然の訃報が飛び込んで来たのは6月22日のことだった。あれから2カ月以上が経過した。実際に亡くなったのは4月30日のことで、亡くなってから約4カ月経過したというのに、当然出版されると期待している追悼特集の「立花隆の全て(仮称)」的な本がどうしてまだ出ないのか、不思議で...
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); かけがえのない貴重な一冊 8月15日の終戦記念日にちょうど読み終えた貴重な一冊を紹介したい。 日頃から僕が愛読し、尊敬して止まない3人による対談を収めた願ってもない本。そのタイトルはズバリ「太平洋戦争...
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); リドリー・スコットのこと リドリー・スコット監督は僕が最も熱愛している映画監督の一人だ。もちろん僕だけではなく、多くの映画ファンを魅了してやまない映画界のレジェンドと呼ぶべき至高の存在。 83歳となっ...
馳星周の「少年と犬」をリクエストされた ある友人から推薦とリクエストを受けて、馳星周の「少年と犬」を読んでみた。 その友人というのは、僕の合唱団で一時お世話になった声楽家で、日頃から僕のブログを読んでくれている方だ。 彼女にいつものようにブログ記事の更新案内をしたところ、逆に読書のリクエストをしてもいいですかと尋ねられ...
「ディア・ドクター」は「ゆれる」を超える大傑作 「素晴らしき世界」をギンレイホールで観て、心を鷲掴みにされてしまった僕は、既にギンレイホールで観ていた「永い言い訳」以外の西川美和作品をブルーレイを買い込んでひたすら没頭。「ゆれる」では鑑賞後に頭の中を何日も占領される羽目に陥り、さんざんに揺れまくりながらも、益々西川美和...
新作の「素晴らしき世界」にいたく感動 先日、ギンレイホールで西川美和監督の「素晴らしき世界」を観た。これが思っていた以上のとんでもない感動作で、僕は一挙に西川美和の熱烈なファンとなってしまった。 以前にもギンレイホールで西川美和の作品を観たことがある。本木雅弘主演の「永い言い訳」。これも中々いい作品だったのだが、それほ...
橋下徹の第3弾が登場 橋下徹の第3弾が、遂に登場した。「実行力」「交渉力」に続く第3弾である。この2冊に大いに感銘を受けた僕は、いずれ第3弾が、近々出るに違いない、そして過去の2冊からの流れで、当然「○○力」というタイトルになることは明白だが、それは絶対に「決断力」になるに違いないと想像していた。 正に想像していたとお...
目から鱗の連続のめちゃくちゃ役に立つ本 めちゃくちゃおもしろい本を読んだ。正直に言って興奮が収まらない。これは本当にすごい本だ。 この本はいわゆる自己啓発本である。僕は自己啓発本なんて類いの本はほとんど読まない。 この熱々たけちゃんブログでも、橋下徹や野村克也、出口治明の本などを紹介してきたが、それは僕の中では自己啓発...
立花隆の死がジワジワと堪え始める 前回、長年に渡ってその著作を読み続け尊敬と敬愛の対象だった立花隆の訃報を聞いても、僕は意外にも思ったほどには動揺せず、比較的冷静だったと書いたばかりだったが、あれからしばらくしてジワジワと深い悲しみに襲われつつある。堪え始めている。 不思議なものだ。確かに、ほぼ天寿を全うしたと言える年...
熱愛して止まない立花隆が逝去 僕が敬愛して止まないあの立花隆の訃報が6月23日(水)にあった。敬愛というより熱愛か。今まで色々な人の書いた本をかなり読んで来たが、立花隆は僕にとって全く別格の特別な書き手であり、僕は数十年間に渡って熱心に読み続けてきた。 僕がどれだけ立花隆に夢中になってきたかについては、過去のブログをど...
衝撃が止まらない大変な一冊! ものすごい本を読んだ。この衝撃は中々収まらない。日本の近代史に関する本の中で、これだけ衝撃を受け、深く考えさせられた本はない。 幕末から明治維新(1868年)、更に日本の敗戦(1945年)に至るまでの約100年間の歴史は、僕にとっても長い日本史の中でも最も興味あるところの一つで、色々と何冊...
ここからが一番重要な話し。病院で働く事務職に与えるメッセージだ。事務長職の僕も病院で働く事務職の一員であり、同じ立場にある。 事務系職員は病院で何をやるのか? 病院で働く事務職(事務系職員)は病院でどんな仕事をするのか?何をやるのか? もちろん、事務職に与えられたルーチンの仕事がある。 これはしっかりとやってもらう必要...
今回は、映画や本、漫画、クラシック音楽の紹介を離れて、僕の本業について語らせてもらう。趣味の世界を離れて、本家本業、プロフェショナルな話しだ。僕が病院経営に携わる医療人であることはプロフィールに書かせてもらっているとおり。 この業界に35年間以上、勤務している。7~8年前に完全にフリーの立場になって、全国の様々なタイプ...
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