日本の医療、病院の課題と問題点に患者の視点で迫る画期的な本 自分が働いている職場である「病院」を取り巻く様々な課題と問題点を整理すべく関係する本を夢中になって読み漁っている。 そこで巡り合った本の中から、特に貴重な一冊を紹介したい。 僕のような医療業界で働いている人間や病院で働くスタッフではなく、むしろ一般の人、患者と...
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。 小学校4年から合唱を始め、同志社大学コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。現在も合唱団東京フリューゲルの指揮者を20年間に渡って務めていますが、もちろんアマチュアで、本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。 30年以上に渡って医療業界に勤めています。いくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務め、病院の経営面でのマネージメントの適正化に取り組んでいます。
興味の対象、趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズは特にヴォーカル、映画、文学、ノンフィクション、漫画、哲学、歴史、美術鑑賞など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず非常に詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。
ラーメン、寿司、焼酎にもとことんハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはとことんのめり込まないと気が済まないタイプ。
どうかよろしくお願いします。
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熱々たけちゃんの記事一覧
チェリビダッケはクラシック音楽ファンにとって特別な名前なのだが クラシック音楽ファンにとって、チェリビダッケという指揮者の名前は特別な意味を持っている。 それはほとんど伝説上の人物。 少し誇張を含めて分かりやすく説明するとこういうことだ。クラシック音楽ファンにとって誰もが認める世界最高の指揮者はベルリン・フィルの常任指...
橋下徹の2冊の新書は、素晴らしい本だ 元大阪府知事にして大阪市長でもあった橋下徹の2冊目の新書「交渉力」を一気に読み終えた。これは中々凄い本だ。一人でも多くの方に是非とも読んでいただきたいと切に願う素晴らしい1冊。 橋下徹はこの「交渉力」に先立って、第一弾として2019年に「実行力」という新書を出していて、僕はもちろん...
組織とリーダーシップをスポーツから学ぼうとしたら、野村克也の本は外せない 組織論とリーダーシップ論。特にメンバーの意識改革を推進してダメな組織を再生させることを、具体的な実践の場を通じて学ぼうと思ったら、どうしても野村克也の一連の著作は外せない。僕も以前から何冊も読んできた。 スポーツの世界で組織を立て直し、チームや選...
手塚治虫の長男によって映画化された隠れた名作 今回の手塚治虫は「ばるぼら」だ。この「ばるぼら」は錚々たるメンバーによって映画化され、昨年(2020年)11月に劇場公開、年明けの今月から動画配信されているので、既に映画を観た方もいらっしゃれば、観てないまでも、話題を耳にしたことはあるのではないか。 その映画の出来栄えは?...
この本に非常に興味が持てた訳は あるきっかけがあって、「経営理論に学ぶ病院経営戦略」という千葉大の井上貴裕先生の新刊本を読んだ。この本は昨年(2020年)の9月に刊行されたばかりの新しい本だったのだが、僕は1月、土日の二日間で一気に読み終えた。一気に読まなければという多少の義務感もあったのだが、こんな堅苦しい半分専門書...
半藤一利が亡くなってしまった あの半藤一利さんが突然、亡くなってしまわれた。先月12日のことだ。2021年(令和3年)1月12日のこと。享年何と90歳。お亡くなりになって、まだ2カ月も経っていない。僕にとって半藤一利は最も重要な大切な作家の一人であったので、大変な衝撃と喪失感に見舞われたのだが、僕はその当時、自身のこれ...
五輪組織委員会の森会長からの禅譲話しでピエロになってしまったが 女性差別発言をして世界中から大非難を受けた東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の森会長が、遂に辞任するに当たって、盟友への禅譲話しですっかり時の人となり、時の人どころか、とんだピエロを演じてしまった川淵三郎さん。 本当に貧乏くじというか、いい恥っ晒...
(第2部からの続き) 2015年~(22本目~28本目) ㉓ イレブン・ミニッツ 監督:イエジ―・スコリモフスキ (81分) 2015年 2回鑑賞 ポーランドの鬼才スコリモフスキによる極めて刺激的な問題作。ある事件が勃発するまでの11分間を、事件に巻き込まれることになる様々な人物をそれぞれの視点で描いていく。それぞれ...
(第1部からの続き) 1980年代~(5本)(10本目~14本目) ⑩ バグダッド・カフェ完全版 監督:パーシー・アドロン (108分) 1987年 これがまた屈指の名作。これはドイツの映画で、1960年代から80年代にかけてドイツにはライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、フォルカー・シュレンドルフ、ヴェルナー・ヘ...
もう4カ月も前に、U-NEXTの31日間無料トライアルについては書かせてもらった。その中で、U-NEXTの31日間無料トライアルと、そもそもの動画配信サービスとしてのU-NEXTの素晴らしさを大いに喧伝させてもらったところである。 信じられないことに再度無料の案内〜リトライアル 僕は申し訳ないけれど、本当に「31日間無...
60年代後半の「人間ども集まれ!」は如何に時代を先取りしていたか! 前回紹介の「人間ども集まれ!」に興味を持っていただけただろうか?手塚治虫が好きな人、少しでも興味を持っている方は、どうかこのあまり知られていないとはいうものの、手塚治虫の世界観と思想が最も端的に表れているとも言える大問題作の「人間ども集まれ!」を是非と...
一見、いかにも手塚治虫らしからぬ作品だが 「アドルフに告ぐ」から始まって、「きりひと讃歌」「奇子」と手塚治虫晩年の青年・大人向けの衝撃的な作品を取り上げてきた。「きりひと讃歌」「奇子」とビッグコミックに連載された作品がその発表順どおりに続いたので、このままその後のビッグコミック連載を追いかけてもいいのだが、あまりにも内...
手塚治虫の禁断の書と呼ぶべき問題作 「きりひと讃歌」に続いて取り上げたいのは「奇子」である。「奇子」と書いて「あやこ」と読む。手塚治虫自身があとがきで、これを「あやこ」と読ませるのは少し無理があったと書いているが、手塚治虫の熱烈なファンの間では、「奇子」は「あやこ」。何の躊躇もない。これまた手塚治虫の隠れた傑作中の傑作...
「きりひと讃歌」は渾身の傑作だ 手塚治虫の「きりひと讃歌」は、一般的にはあまり知られていない作品だが、とんでもない名作である。とにかく一人でも多くの方にこの手塚治虫屈指の渾身作を読んでいただきたいというのが、僕の切なる願いである。 「アドルフに告ぐ」が手塚治虫の最高傑作というのは間違いないとして、それに次ぐ傑作は何だろ...
テレマンの第3弾。テレマンが87年の生涯で作曲した数は4,000曲以上と言われ、その数は古今東西のありとあらゆる作曲家の中で最多ということで、ギネスの世界記録にも正式に認定されていることは前に書いたとおりだ。元々テレマンがこのように脚光を浴びるようになったのはまだせいぜい最近30年間程のことであり、したがって、その膨大...
「アドルフに告ぐ」については刊行に至るまでの様々な経緯やストーリー、漸く発売された超豪華本のオリジナル版に関してまで、その概要についてはほぼ語り尽くしたが、肝心の内容の掘り下げについてはほとんどできていないため、予告させていただいたとおり「ネタバレ」満載で掘り下げてみたい。 まだ「アドルフに告ぐ」をお読みになっていらっ...
「ターフェル・ムジーク」の後、次は何を聴くべきか? 忘れられた大作曲家テレマンの紹介をさせていただいた。しかしながら、このテレマン。4,000曲以上と作曲した作品数でギネスの世界記録の認定まで受けている膨大な量の作品を残し、この30年間でその掘り起しが急ピッチで進んでいるが、未だその全容が掴めていない有様だ。 そんな中...
テレマン?一体誰のこと? 集中的にバッハを取り上げた際、再三書かせてもらったように僕はバッハを熱愛しているのだが、実はそのバッハに勝るとも劣らないほど大好きな同時代の作曲家がいる。それがテレマンだ。ゲオルク・フィリップ・テレマン。 それって誰?まだまだ知らない方が多いだろう。クラシック音楽の愛好家でもバロック音楽に興味...
愛してやまない「アドルフに告ぐ」の紹介は、本当に熱々たけちゃんならぬ沸騰たけちゃんになってしまったようだ。 ところが、あれだけ書かせてもらったにも拘わらず、僕の中ではまだ何も書いていない感があるのはどうしてだろうか? あれだけ熱く書いても満足できないこの思いは それはもちろん、前回のブログでは、「アドルフに告ぐ」の概要...
プロフィール
熱々たけちゃん
熱々たけちゃんです。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
小学校4年から合唱を始め、同志社コール・フリューゲルで3年間合唱指揮に没頭。合唱団東京フリューゲルを設立し、20年間指揮者を務めました。
本職は病院経営。病院の経営マネジメントの推進です。40年近くに渡って医療業界に勤め、経営改革請負人としていくつもの病院で事務長(事務局長・事務部長)を務めています。
趣味が非常に多く、クラシック音楽全般、合唱、ジャズ。映画。文学、ノンフィクション。漫画。哲学。歴史。美術鑑賞。写真、動画撮影など多方面に渡っています。
若き日にかなり登った山についても国内、海外を問わず詳しい。スポーツ観戦、落語も好きで、ホタルにも夢中。 ラーメン、寿司、焼酎も大好きですが、最近はシャクヤク栽培にハマっています。
異常なまでの凝り性で、好きなことにはトコトンのめり込まないと気が済まないタイプ。
詳細はフッターのプロフィールをご覧ください。
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